プラスチック

ヒンジ部の設計検討について

  1. HOME >
  2. プラスチック >

ヒンジ部の設計検討について

事前検証用の試作金型

アスカカンパニーではヒンジの形状(ヒンジキャップの開閉を行う部分)を開発する際に、ヒンジ部のみの試作型を起こしスナップ感などを事前検証する場合があります。
※すべての開発で行うわけではありません。
流動性をPCで確認する研究も行っていますが、実際にできたものがどのような手触り、動きを持つものなのかを知るにはこういった試作を行う必要があります。

こちらの写真がヒンジ部だけの試作金型となります。

ヒンジ部のみの試作品で、成形性を確認するというよりは、機能面を確認する目的で製作いたします。
ヒンジ部のバタフライの形状やヒンジ間の距離など、様々なファクターが相互に影響し合いスナップ感や閉じるときの感触が大きく異なってきます。

実際の使用感は3Dプリンタモデルだけでは難しい

スナップ感などのヒンジの機能は直接的にキャップの使用感にかかわるところになります。
そのため、設計部内で十分に検討するだけではなく、ヒンジ部のみを設計・検証して実物を目で見て触りながら、より使いやすいキャップを研究開発しております。

ワンタッチでオープンするといったアイデアで、キャップの使用感を上げることも行われると同時に、開き方のスムーズさや手にあたる小さな感触などにも気を付けて、非常に繊細な設計と成形による使い勝手を改善しております。

このような開発技術を通じて、奇抜な形状や一発だけのアイデアではなく、確かな技術と経験によりお客様の使いやすさを重視した改善を続けております。
ヒンジキャップでお困りの方はぜひお気軽にお問合せ下さい。

 ▽ ヒンジキャップについてもっと知りたい ▽

ヒンジキャップのヒンジ部

生産技術 開発

2017/7/10

ヒンジキャップの種類!ヒンジ形状による違い

ヒンジキャップにもいろいろある 開ける閉めるが簡単にできるヒンジキャップ。 このヒンジキャップの種類も様々な形があります。 今回は、ヒンジ形状の違いによるヒンジキャップの種類を紹介したいと思います。 バタフライヒンジタイプ 点ヒンジタイプ 帯ヒンジタイプ 大きく分けるとこのような種類になります。 (一般名詞が見つかりませんので、造語を交えています) バタフライヒンジキャップ ヒンジの形状が外から見ると、蝶のようになっているヒンジを面で構成しているタイプのキャップになります。 次に紹介する点ヒンジと比較する ...

ヒンジ部分のみの金型

プラスチック

2017/7/26

ヒンジ部の設計検討について

事前検証用の試作金型 アスカカンパニーではヒンジの形状(ヒンジキャップの開閉を行う部分)を開発する際に、ヒンジ部のみの試作型を起こしスナップ感などを事前検証する場合があります。 ※すべての開発で行うわけではありません。 流動性をPCで確認する研究も行っていますが、実際にできたものがどのような手触り、動きを持つものなのかを知るにはこういった試作を行う必要があります。 こちらの写真がヒンジ部だけの試作金型となります。 ヒンジ部のみの試作品で、成形性を確認するというよりは、機能面を確認する目的で製作いたします。 ...

ヒンジキャップのフタの開閉

生産技術

2017/7/27

ヒンジキャップの嵌合タイプについて【ノズル嵌合?ボス嵌合?】

スナップ感の次は『ヒンジキャップの嵌合』について ヒンジキャップの機能面の特徴として開閉の強い弱いやスナップ感があることを前回紹介させていただきました。 スナップ感は消費者の手元でダイレクトに使い勝手に影響するので消費者にもわかっていただきやすいところですが、逆にそれ以外のヒンジキャップの機能はなかなか意識してもらいにくいものです。 その代表的な機能としては「嵌合タイプ」があります。 代表的な嵌合パターン「ボス嵌合」と「ノズル嵌合」についてご紹介させていただきます。 なおこの呼称については弊社で独自にネー ...

AS-V100折り畳みスプーン

生産技術

2017/7/25

ヒンジキャップ以外のヒンジ製品事例のご紹介

前回の記事では、ヒンジキャップのヒンジ部分の違いによるキャップの違いをご紹介させていただきました。 今回はヒンジキャップ以外の製品へのアスカカンパニーでの『ヒンジ』使用事例をご紹介させていただきます。 V100折り畳みスプーン こちらのスプーンの特徴はなんといっても、折り畳みが可能なことです。 スプーンを別添する際には限られたスペースにスプーンを入れる「収納性」と、使い勝手のいい「サイズ感」が重要なポイントになってきます。 これらは通常オフセットの関係で、収納性をよくするとスプーンのサイズがコンパクトにな ...

 

弊社の設計について
3Dプリンタ画像
設計・開発力

  プラスチックの精密切削加工   アスカカンパニーの精密切削加工とは 形状・素材・量・質など色々なご要望背景から弊社の得意とする射出成形での生産が不向きな事象がございます。 そん ...

『ASスパウト・キャップシリーズ』

スパウトパウチ向けスパウト・キャップ成形品、活用方法などをご紹介

『AS ケース&カトラリー』

オリジナルのデザート容器やスプーン、タブレットケースなどの成形品

-プラスチック
-,