2年の開発期間を超えて遂に運用開始
金型交換のタイムマネージメントアプリとしてプロジェクトチームで型替えアプリKTGae(カタガエ)を開発しました。
2022年6月にアスカカンパニーの製造現場にリリースしました。
飛行機が飛び立つ前の、滑走路へ移動中というイメージです。
5か所の工場それぞれにトレーナー試験に合格した人たちが各工場の人を教育し、すでにアプリを使って運用を開始しています。
管理の全体図はこちらのようになっています。
「型替えアプリ活用の概要」と「型替えアプリ運用管理の仕組み」の2つに層別して運用しています。
活用側の「データの利用」はDB上のデータをSQLでソートし、BIツール『メタベース』を利用してデータ表示を行います。
データの示し方や、検索での深堀によって様々な形でデータの見方が出来ます。
これら職場で活用している様子を「活用レビュー」によって工場間で知恵の共有を行います。
現在は活用レビューを用いたノウハウ共有まで至っておらず、多種多様なデータをどのように扱うかといったデータの示し方を模索している状態です。
工場には大ロット・小ロット専門などの運用のコンセプトがあるため、型替え交換頻度は工場間によって大きな差があります。
当然、頻度の高い工場が活用実績を引っ張っています。
データの収集と入力の端末としてiPadを利用しており、タブレット端末で過不足なく運用が出来ています。
今後の各工場や各作業者へ提供するにはiPadが不足する場面があるので、購入を進めていっています。
今後は型替えアプリの活用を工場間で知恵の共有を行っていく予定です。
金型交換におけるタイムマネジメントアプリシリーズ
Writer:とこま