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『作業しやすくなった』NEWキッタロウ(ASKA MARKET NEWS 2023年02月号 第336号)

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『作業しやすくなった』NEWキッタロウ(ASKA MARKET NEWS 2023年02月号 第336号)

バージョン5まで改良しました!

プラスチック成形品を安全に切断する卓上切断機『キッタロウ』
このキッタロウは検査時などにサンプルを切断する作業を、いかに簡単にそして安全に切断できるかを考えて製作されました。MK活動(QCサークル活動)という改善活動で生まれたものでMK活動の信念『楽・正・早・安」を体現した機器でもあります。

制作後社内で活躍しておりましたキッタロウ、同じようにお困りのお客様もいらっしゃるだろうと外販を開始しました。
『成形品を切断するだけ』の簡単な構造ですが、電源も不要、切断という労働災害の発生しやすい作業をなくせるという所の関心から様々なお客様よりお声がけいただきました。
そうしておりますと『ここがこうなった方がいい』『こういったものがあると嬉しい』という要望を多くいただき、その要望を盛り込んで仕様改善を進めました。

最新版キッタロウについてはこちらから

『プラスチック切断機』キッタロウ

プラスチック製品を簡単に切断する

本バージョンのキッタロウの利点

細かい部分の修正もありますが、今回のキッタロウで変わった点は大きく3つです。

①刃の安全プレートの位置調整がしやすくなった

刃物固定台と刃の安全プレートを4つのピンで繋ぐことにより、刃と刃の安全プレートのセンタリングがしやすくなりました。以前は安全プレートと刃物固定台のセンターを合わせる機能はなく、目分量で合わせていました。
目分量のため、刃と安全プレートが接触する恐れがありました。
今回の変更で、この2つのパーツの位置が固定されて、干渉することがなくなりました。

②固定用の汎用治具の改善

購入時にセットされている汎用治具ですが、汎用治具に製品をセットした後に固定用ボルトで締め込む際、ストロークの関係上、刃物固定台とレンチが接触することがありました。
製品の形状においては汎用治具で製品をきちんと固定することが難しいことがあり、今回その部分の対策を行いました。
汎用治具の穴位置の変更や長穴化、ザグリ穴などを設けてレンチが入りやすい位置や高さを設けつつ、より汎用治具としての可動域を広めています。

③飛散防止カバーの着脱が簡単に出来るようになった

刃の交換時に飛散防止カバーを外す必要があったのですが、取り外し(取り付けも)に少々手間がかかるものでした。
今回、穴の形状を見直し、長ネジを外さずにカバーの着脱が可能になりました。
穴の形状が裏返したTのような形になっており、その穴を長ネジにひっかけるような形でカバーの取り付け・取り外しが可能となっています。

ご相談受け付けております!

アスカカンパニーでは様々な『お役立ち』アイテムを作成しています。
キッタロウという、電力を使用しない成形品を切断するためのものから、デジタル機器とネットワークを駆使したカメラ検査のデータを確認するMyCiS、成形機の異常の予知・予防に役立つMyCFMなどなど。
よりよいプラスチック成形品を作り上げる中で培った技術を、自社だけでなく広く社会に活用して頂けるように販売を続けております。
気になる製品へのお問い合わせだけでなく、こういったことが出来るかどうかの質問まで受け付けておりますので、是非ご相談だけでも頂けますと幸いです。

 

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