環境

マスバランス方式でエコマークが取得可能となりました

  1. HOME >
  2. 環境 >

マスバランス方式でエコマークが取得可能となりました

多くの人が知っている『エコマーク』

日本国内で最も認知度の高い認証マークの一つである『エコマーク』がマスバランス方式のバイオプラで取得可能となりました。

エコマークとは?

様々な商品がの中で『環境にやさしい』と認められたもの(製品やサービスなど様々なもの)につけられる環境ラベルです。
1989年から30年以上も活動を行っていることもあり認知度が高く、環境に対するアクションを起こす際に認識されやすいマークです。


エコマークは、国内唯一の環境ラベル「タイプⅠ」に該当する認証マークになります。
※環境ラベル「タイプ1」:第三者機関が認証したシンボルマークで表します。

環境証大臣嵌合環境経済課 環境ラベル等データベース 環境ラベルとは

環境ラベルの分類
環境に関連するマークのいろいろ

環境に関するマークといえば? 環境に関するマークと聞いて、どのようなマークを思い浮かべますか?? グリーンマーク、リサイクルマーク(紙、プラ、PETボトル、段ボール)などは認知度が高いマークとして名前 ...

 

エコマークの認定範囲には、「飲食料品、化粧品、家庭用品などの容器包装」があります。
2023年2月1日から新たに、バイオマス由来特性を割り当てたプラスチックを使用した容器包装について、エコマークの認定が開始されました。
バイオマス由来特性を割り当てたプラスチックを使用した容器包装とは、何の事?と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
具体的には、アスカカンパニーとしてはこれまで「マスバランス方式」や「マスバランス原料」として表現してきたものが該当します。

マスバランス方式の説明

マスバランス方式を簡易的に示した図

ISCC PLUS認証とマスバランス方式について

   

マスバランス方式の説明
バイオプラスチックのトレンド 『マスバランス』とは

バイオプラスチックとは 最近よく耳にするようになった「バイオプラ」の定義はご存知ですか? 「バイオプラ」(=バイオプラスチック)は「バイオマスプラスチック」と「生分解性プラスチック」の総称です。 イメ ...

 

エコマークを取得できる要件は

バイオマス由来特性を割り当てたプラスチックを使用した容器包装に対するエコマークの認定には、以下の要件があります。

エコマーク認定要件

  • 成形品におけるバイオマス由来割合が25%以上であること
  • サプライチェーンの管理や、バイオマス原料の持続可能性(第三者機関による認証が必要)
    弊社宮城県のナレッジパークでは、ISCC PLUS認証を取得しています。
  • 製品のライフサイクル全体におけるCO2排出量が、従来の樹脂と比較して増加しないこと
  • 製品等に適切な表示がされていること

 

バイオマス由来特性を割り当てたプラスチックを使用した容器包装によるエコマークの認定は、環境保護に向けた取り組みの選択肢の幅が拡がり、企業は環境に配慮した製品を提供することができます。
消費者の方に対しても国内での知名度が高いエコマーク認定が行えることで、環境に優しい製品であることがより伝わりやすくなると思います。
今後もより環境配慮製品を市場に投入できるように、エコマーク認証を組み合わせたご案内も行なっていきたいと存じます。

アスカカンパニーの環境対応製品
環境対応カトラリー
ASファミリー:ASBP-環境対応カトラリー

食器関連のワンウェイプラスチック製品に環境対応樹脂を使用し、環境に配慮した成形品です。 バイオマスプラマーク取得済み。 フォーク・スプーン ASBP-NSフォーク#160 ASBP-NSスプーン#16 ...

続きを見る


Writer:たろー

-環境
-,