アスカカンパニーが取り組む3R+R
「環境への配慮」という言葉のもと、日常生活でもmy〇〇(ボトル、バッグ、箸の持参)やレジ袋有料化など、3R「Reduce(リデュース) 、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)」に沿った活動が当たり前の事として感じられるようになってきました。
さらに、この3Rに「Renewable(リニューアブル)」を加えた「3R+Renewable」という言葉を政府が策定し、使われ始めています。
「Renewable(リニューアブル)」とは「再生可能資源への代替」です。
プラスチックを用いた環境対策
プラスチックは、私たちの身の回りに数多く溢れ、なくてはならない存在になっています。
使い捨ての容器として、利便性に優れていますが、地球規模の環境問題と向き合い、石油由来のものから植物由来の再生可能資源に切り替えていくことが求められています。
そして、植物由来のプラスチックの商品を使用することは「環境への配慮」のための「Renewable(リニューアブル)」の取り組みに貢献しているといえるでしょう。
アスカカンパニーでは、製品の薄肉化を図ることでプラスチック使用量削減(Reduce)に積極的に取り組んできました。
製品を薄肉化すると、プラスチック使用量が減るだけでなく、成形時間が短くなる(1製品当たりの使用エネルギーを削減)、1箱当たりの梱包量を増やせる(1製品当たりの運送のエネルギー削減)などの相乗効果が生まれます。
また最近では、バイオマス資源の有効活用方法の一つとして、プラスチックへのコンパウンドにも取り組んでいます。
チャフでできること
前回のブログにて発足したTeamチャフにて 『チャフを使って環境に配慮した取り組みとしてどんなことができるのかについて考えてみる』とお伝えしました。
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コーヒー豆で環境を考えてみた 1
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実際にどんなことを考えて、取り組んだのか、ご紹介したいと思います。
まず初めとして、
- コーヒーの香りが求められる、好まれるテーマは?
- 3R+Rの活動ができるような環境配慮の使い方は?
などをテーマに話し合いました。
その中で、気になった案を実際に行ってみました。
消臭・脱臭効果は?- Recycle(リサイクル)
コーヒー残渣には、消臭・脱臭効果があり、リサイクルアイテムとして使われています。それでは、同じコーヒー豆から排出されるチャフではどうでしょう?
トイレ・更衣室・家庭用コンポストに、チャフを入れて効果を確認してみました。
コンポストとは、家庭からでる生ごみや落ち葉、下水汚泥などの有機物を、微生物の力を借りて、肥料の一種である堆肥に変えるものです。
夏場は特に匂いがきつく、虫が寄ってくることもあります。
コンポストの中はこのように野菜や雑草などが詰められています。
コンポストへの効果は大きく、コンポストにチャフを入れて1週間後、生ごみの臭気は軽減しました。
どうやら、チャフにも消臭・脱臭効果がありそうです。
芳香効果は?- Reuse(リユース)
チャフは、ほんのりコーヒーの良い香りがします。市場にはコーヒーのお香なるものがあるようです。この香りを活かしてお香のように使えないものだろうか?
・・・香りをより感じやすくするためにチャフを燃やしてみました。
煙がかなり立っており、香ばしい匂いがしました。
一部分に着火すると延焼して長い間燃え続け、蚊取り線香を彷彿とさせるような感じでした。
もしかすると、虫よけ効果もあるかもしれません。
お香効果はあるといえそうです。
今回の検証結果から、
- 消臭・脱臭効果・・・閉鎖空間では◎
- 芳香効果・・・〇
といえそうです。
チャフには他にどんな活用方法があるのか?
次回のブログでは、プラスチック成形メーカーらしいTeamチャフの活動をご紹介したいと思います。
あたたかく見守って頂けましたら幸いです。
コーヒー豆で環境を考えてみたシリーズ