サステナブルな社会のためにアスカカンパニーが出来ることを
海洋プラスチックごみ問題、地球温暖化などプラスチックに関わる環境問題が広く認識されるようになりました。
解決に向け世界的に様々な取り組みが行われています。
プラスチック成形加工メーカーとしての責任を果たすべく、リデュースへの貢献度が高い自社製品の開発・販売、プラスチック資源循環戦略に沿った製品開発、エネルギー使用量や生産状況の見える化による生産性の向上などに取り組んでいます。
アスカカンパニーの環境への取り組み
アスカカンパニーではGX 推進チーム主導で、社全体で温室効果ガスの排出量削減につながる取り組みを推進しています。
環境省の国の方針(プラスチック資源循環戦略)を元に、今後達成していく方針と具体的な取り組み内容を設定しています。
環境製品開発方針と取り組み事例
プラスチック資源循環戦略(マイルストーン) | ||||
リデュース | バイオマスプラスチック | リユース・リサイクル | ||
国の方針 | 1wayプラスチックを 累積25%排出抑制 |
バイオマスプラスチックを 約200万トン導入 |
リユース・リサイクル 可能なデザインに |
使用済プラスチックを100% リユース・リサイクル等により有効利用 |
アスカカンパニーの 方針 |
製品1個あたりの プラスチック使用量削減 |
バイオマスプラスチック の提案力強化 |
モノマテリアル化 への対応力強化 |
社内加工ロスの リサイクル実現 |
アスカカンパニーの 取組内容 |
▶従来より25%軽量化を目指した自社製スパウトの開発 ▶軽量化提案の実施 |
▶マスバランス材(PP・PE) 採用製品の拡大 ▶生分解性プラ等 |
社会に役立つスパウトパウチの開発 ▶バリアスパウト ▶PETスパウト |
マテリアルリサイクル 製品の社会実装 |
生産工場・バックオフィスでの取り組み
社外に向けた取り組み
アスカカンパニーの環境対応項目
1. 製品1個あたりのプラスチック使用量の削減
国の方針 2030年までに
1wayプラスチックを累積25%排出抑制
アスカカンパニーの方針
製品1個あたりのプラスチック使用量削減
取組詳細
- 従来より25%軽量化を
目指した自社製スパウトの開発 - 軽量化提案の実施
通常のボトル容器と比較して、プラスチック使用量削減が可能なスパウトパウチ容器を広く活用できるようにすること、そしてスパウトパウチ容器の軽量化を狙い、より環境によい容器として提案できる土壌を作り上げます。
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製品設計による薄肉化・軽量化の実現
プラスチック成形品自体のプラスチック使用量を削減するため、スパウトパウチのスパウト部分の軽量化や、薄肉製品の提供などに取り組んでいます。
パウチ容器むけスパウト・キャップの開発
新しいスパウト径や形状、キャップの機能や形状・デザインを作り込むことにより、環境対応容器『スパウトパウチ』の活用・運用の幅を広げ、より世の中へ浸透していくこと狙っています。
2. バイオマスプラスチック利用の促進
国の方針 2030年までに
バイオマスプラスチックを約200万トン導入
アスカカンパニーの方針
最適なバイオマスプラスチックの提案
取組詳細
- マスバランス材(PP・PE)採用製品の拡大
- 生分解性プラ等
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マスバランス方式への適応
『ISCCPlus認証の取得と運用』
マスバランス方式で供給されるバイオマスプラスチックを使用するため、ISCCPlus認証の取得と運用を行います。
糖(植物由来)のバイオマスプラスチック
3. モノマテリアル化への対応力強化
国の方針 2025年までに
リユース・リサイクル可能なデザインに
アスカカンパニーの方針
モノマテリアル化の対応力強化
取組詳細
- 社会に役立つスパウトパウチの開発
- PETスパウト/バリアスパウト
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PETスパウトの開発
(スパウト部・フィルム部共にPET樹脂)
一般的なPEやPPのスパウト・パウチフィルムより、社会的なリサイクルに適合したPETスパウトとPETフィルムによる実用可能なPETスパウトパウチの開発を進めています。
バリア性の高いPEスパウトの開発
(スパウト部・フィルム部共にPE樹脂)
スパウトパウチの有用性を高め運用を推進するため、ポリエチレン製スパウトパウチの酸素バリア性の改善(内容物の劣化を防ぎ、ひいてはフードロス対策に繋がる)を行っています。
4. 社内加工ロスのリサイクル実現
国の方針 2035年までに
使用済みプラスチックを100%リユース・リサイクル等により有効利用
アスカカンパニーの方針
社内加工ロスのリサイクル実現
取組詳細
- マテリアルリサイクル製品の社会実装
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マテリアルリサイクル
社内で発生するプラスチック廃棄品を再利用し、他の製品へ成形しなおすマテリアルリサイクルで自社のプラスチック廃棄を減らす取り組みを行っています。
5. 外部連携・協業
外部連携や国の取り組みへの賛同を通じ、温室効果ガスの排出量削減につながる製品の社会実装を目指します
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CLOMAへの加盟
業界の垣根を超え協力しイノベーションを加速させ、海洋プラスチックごみの問題解決に取り組んでいくCLOMA(クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス)に加盟し、行った取り組みをご紹介します。
MBBP(海洋生分解性バイオマスプラスチック開発プラットフォーム)参画
海洋生分解性バイオマスプラスチック開発に成形会社として、開発された樹脂が実際の成形が可能かなどの、運用面で協力しています。
6. 地域・社会貢献
地域や社会への環境情報の伝播や教育を通じて、環境問題への関心を喚起する
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かとう夏のCOOL CHOICE
アスカカンパニーの本社がある兵庫県加東市の地域環境イベントかとう夏のCOOL CHOICEに参加し、地域の方々に弊社が行っている環境対策や、環境対策にはどのようなものがあるか、どういうことをしたらよいか等の情報提供を続けています。子供向けの小冊子を作成し分かりやすさを高める工夫も行っています。
アスカカンパニー独自の取り組み
アスカカンパニー独自の手段で『廃棄物を減らす』取り組みを行っています