金型メンテナンス

金型メンテナンスと『ものを大事にする』ということ

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金型メンテナンスと『ものを大事にする』ということ

ものを大事にするということは『廃棄物となるものを減らす』こと

アスカカンパニーでは、脱炭素化ならびに循環型社会(サーキューラーエコノミー)実現の3Rを目指し、プラスチック成形会社として、環境対応容器の『スパウトパウチ容器』を自社オリジナル製品として開発、ISCC PLUS認証の取得によりバイオマスプラスチック材を使用した生産を行うなど、環境に配慮した取り組みを進めています。

※3Rとは・・・

リデュース(Reduce)は、ゴミの量を減らすこと。
リユース(Reuse)は、モノを捨てずに繰り返し使うこと。
リサイクル(Recycle)は、資源として再利用すること。

 

プラスチック成形自体がコアビジネスですが、プラスチック成形に必要な要素である「金型のメンテナンス」についても事業展開を行っております。
プラスチックの射出成形では、『データによる品質管理』『建屋全体のデータ管理で設備メンテナンス』『廃品のマテリアルリサイクル』など、様々な廃棄やメンテナンスへの取り組みを行っています。
金型のメンテナンスでも同じ考えで『設備を購入して新しいものにすべきか?』も重要ですが『メンテナンスして廃棄物を減らすこと』を基本としています。
アスカカンパニーの「M-Cleaning金型メンテナンス」は『ものを大事にするメンテナンス』を行います。

アスカカンパニーの金型メンテナンス『M-Cleaning』

金型クリーニングの前後

金型メンテナンスの前後(ミキシングノズル)

弊社の「金型のメンテナンス」は、練込異物対策だけでなく、金型分解掃除など通常のメンテナンスでは除去できない滞留樹脂に絞り込んだクリーニングを行うことで、ガス腐食防止にも役立ちます。
もし、滞留樹脂を放置したままにしていると、ガス腐食などが発生し、機器の寿命を短くしてしまいます。
機器の寿命を伸ばす=ものを大事にするためにメンテナンスを行うことが重要で、長く大切に使うこと・耐久性を向上させたりすることは3Rの中の『リデュース』につながります。
メンテナンスは、金型製作のノウハウが豊富な専任の担当者が実施するため、無理なメンテナンスで金型・成形装置に傷をつけることもありません。

 

金型メンテナンス方法

基本的にクリーニングオーブンを使用しての高温処理にて作業を行います。
汎用プラスチックであるPS・PP・PEなどは炭素・水素を主体に構成されています。
これらの有機物に対し、クリーニングオーブン内を摂氏500度近い雰囲気温度に昇温させ、高温処理を行います。
金型の隅々に付着した樹脂カスや油カスなどの有機物は、高温処理による酸化還元反応により水と二酸化炭素に分解、除去されます。
マニホールド洗浄の場合は、内部に残った灰など除去する仕上げ処理を経て完了となります。

※エンプラ系樹脂などは、汎用樹脂に置き換えていただくことでメンテナンス可能です。

詳しい内容はお問合せ下さい!

 


Writer:ニーチェ

 

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