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スパウトパウチの『付け替え』をお勧めする理由

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スパウトパウチの『付け替え』をお勧めする理由

アスカカンパニーのスパウト製品は『付け替え』に対応しています

アスカカンパニーではスパウトパウチの活用を盛んにお伝えしています。
スパウトパウチは3Rのリデュース(プラスチック使用量を少なくする)に対応した、環境対応容器です。
脱炭素社会に向けた取り組みを行っている弊社が力を入れて取り組んでいる商材であり、また未だ活用方法が広がり切っていない開拓の余地のある商品でもあります。
現在、スパウトパウチ自体が『容器』として表に立つことがちらほらと増えてきましたが、大半は『詰め替え用途』というイメージがあり、実際に大容量のボディソープやヘアケア類・洗濯洗剤などの棚は詰め替え用途のスパウトパウチが並んでいます。
詰め替え用途が悪いことではないのですが、弊社ではそちらと並行して『付け替え』用途をお勧めしています。
弊社のポンプを使用するスパウトシリーズの『AS18スパウト』『AS26.5スパウト』には専用のタンパー付きキャップをリリースしています。

画像左:AS18スパウト 画像右:AS26.5スパウト

 

付け替えには詰め替え用にはない魅力がある

①補充がとても楽に行える

『詰め替え』だと、ポンプヘッドを外す→詰替用のキャップを開けて内容物を入れる→ポンプヘッドを再度つける、という流れになります。
詰替用を内容物に入れるときにこぼしたり、最初に外したポンプヘッドをどこに置くかで迷ったり、ポンプヘッドについた内容物で汚れたりするなど・・・少々不便があります。
その点付け替えだと、付替用のキャップを開ける→ポンプヘッドを外し、付替先にセットする、で完了します。
こちらだとこぼれる可能性もなく、またポンプヘッドをどこに置くのか悩むことも汚れることもありません。
とてもスムーズで簡単です。

 

②衛生的に使用できる

一度ボトルを買ったら、そのあとは詰め替え用を買ってリーズナブルにずっと使用していける・・・と思われているかもしれませんが、内容物を補充し続けると菌やカビが発生する可能性があります。
緑膿菌のような耐性を獲得しやすいものは、たとえ内容物が洗剤であっても繁殖が可能なので、洗剤だから安全ということはないようです。
長く衛生的に使用するには、一度空になったボトルをきれいに洗って乾かしてから次の補充用を入れる、という方法がよいらしいですが、きれいに洗えているのかなどを考えていくと、常に新しいものを使用する付け替えだとその心配はないためお勧めです。

③プラスチック使用量を削減できる

ボトルでの『付け替え』が提供されているものがありますが、このボトルをスパウトパウチにしていただくだけで、プラスチック使用量を削減することができます。
弊社の社内で調査した結果にはなりますが『スパウトパウチはプラスチックボトルに対し平均80%以上のReduce率』ということがわかっております。
スパウトパウチでの付け替え品提供にはそれだけの付加価値があります。

スパウトパウチとボトルのプラスチック使用量の比較 大きい容器の方が明確な差がでる

内容物を守る『エアレスポンプ』とスパウトパウチの相性

ポンプをプッシュして押し出した後、ポンプが元に戻る際に容器の内側に空気を戻さない仕様のエアレスポンプ。
空気を容器内に戻さない=容器内の空気は増えることがないため、酸素による酸化を防ぎ内容物をフレッシュな状態で維持することができます。
エアレスポンプはスパウトパウチに対して重要な役割を持っています。
容器内に空気を戻さないことは、内部を真空にするということです。
ボトルでは内側にへこむなど変形する恐れがありますが、スパウトパウチは柔らかいフィルムのため、内容物が減るに応じた形に変化していきます。
内容物がなくなるギリギリまで使用することができます。
よくある、シャンプーなどでボトルの最後の方は水を入れて増やすか、ポンプを外して手で受けるかなどの問題がありますが、スパウトパウチとエアレスポンプを使用するとその問題が解決します。
使い切れてしまうので、残量を気にせずにスムーズに次のスパウトパウチに付け替えができます。

エアレスポンプを使用すると内容物を使い切ることができる

 

付け替え対応スパウトシリーズはこちら

『AS18スパウト』

スパウトパウチ×ポンプで様々な活用を!


Writer:もふもふ

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