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素材感に変化をつけたシート成形品のご紹介(ASKA MARKET NEWS 2018年9月 第280号)



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素材感に変化をつけたシート成形品のご紹介(ASKA MARKET NEWS 2018年9月 第280号)

素材感に変化をつけたシート成形品のご紹介

シート成形とは、あらかじめ押し出しによる成形(押出成形)をされたフィルムやシート状のプラスチックを加熱し、加工可能な柔らかさにした後に、真空や圧空を加えて金型の形状通りに成形する方法です。
用途としてはお弁当容器やデザートカップ、お菓子のトレー、製品を保護するパッケージとしてよく見られます。

組み立て前のトレー

組み立て式トレー(組み立て前)

組み立て後のトレー

組み立て式トレー(組み立て後)

今回、フィルム素材を加工し、プラスチックの質感を感じさせない素材に見せた、シート成形品をご紹介いたします。

和紙調風合いシート

右の写真のように、プラスチック感を抑え、紙のような質感が上手く表現できています。
使い方次第で高級感を演出できます。もちろんプラスチックなので、紙そのものより強度があります。

不織布を使った組み立て式箱

不織布を使った組み立て式箱

不織布を使ったボトルトレー

不織布を使ったボトルトレー

 

印刷との組み合わせ

印刷を使うと和紙で作ったような化粧箱や容器に見えますが、実際はこちらもベースは樹脂であり、シートに印刷された不織布をプラスチックに貼り合わせたシート材を作った後、熱を加えてシート成形法で成形しています。
優しい紙の風合いとプラスチックが持つ特性を組み合わせることで、高い意匠性を得ることが出来ます。さらに印刷表現を加えることで、多様な包装をイメージすることが出来ますので、是非ご検討ください。

 

 

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