プラレールとカメラ検査とのつながりとは?
アスカカンパニーの本社工場にはエントランスを入ったところに「プラレール」を設置しています。
一見レゴで作られたおもちゃのように見えるのですが、実はこれはアスカカンパニーでのカメラ検査の流れを説明するためのものです。
実際目にすると思った以上に大きく存在感もあるので来社された方も『これは何だろう?』とよくご覧いただいています。
実際に動いているところを見ていただくと分かりやすいのですが、
- 電車に製品を乗せて走らせる
- 電車がカメラの下を通過すると製品が撮影される
- 適合品は適合品の駅に運ばれ、不適合品は不適合品の駅に運ばれる
という流れになっています。
カメラ検査とIoT活用を理解する簡易ツール
至ってシンプルなカメラ検査に思われますが、実はこれはデータ活用をご紹介するツールでもあります。
そのため、生産工場のデータ活用方法と同じソフトウェアを縮小版で設置しており、データの収集、見せ方などをこのプラレールでご説明できるようになっています。
※工場見学では本当の1工場分全ての生産ライン情報が入った情報を元に、データの活用方法などもご覧いただけます。
以前は大きな展示会にこのプラレールを持って行ってお客様へご紹介していたのですが、コロナ禍で展示会が減ってしまったことから、現在は本社工場に常設されています。
しかし、一連の流れをすべて説明できる人が少なかったため、筆者が勉強し、ご来社いただいたお客様に説明することになりました!
勉強として、カメラ検査とカメラ検査データを活用したソフトについて知っておく必要があったため、現場に入り説明を受けて自分なりにまとめていく作業もしました。
大変な作業もありましたが、活躍の機会が減っていたプラレールに今一度スポットライトを当てることができて嬉しいですし、プラレールを知る過程で製品やカメラ検査・データ活用なども勉強することができました。
現在も、このプラレールで何をどこまで説明すればいいのか?など、試行錯誤を繰り返しながら今も分かりやすい説明をできるよう日々改善中です。
アスカカンパニーにいらした際には是非このブログを思い出しながらプラレールを観察してみてください!
Writer:犬派