成形品の能力を測る測定機器たち
今回は、アスカカンパニーの強みの一端を担う数々の測定機器についてご紹介させていただきます。
アスカカンパニーでは測定機器を使用することによって、感覚的になりがちな評価を数値化しています。
作業者ごとにばらつきがあり見えない官能値と呼ばれる部分を数値化という形で見える化し、管理できる状態を作り上げています。
数値化により、さまざまな使い方による力のかかり具合や破損具合なども管理し、よりよい品質管理に繋げることができています。
【Z-Gauge/ジーゲージ】 押す・引くなどのかけられた力の変化を数値化
引く・押すといった1軸で管理できる力の測定が出来ます。
PLC制御により素早い動きの制御と細やかな測定が可能でありつつ、それら全ての測定点を数値化してPC上にCSVファイルとして出力することが出来ます。
今月号のMARKET NEWSでもご紹介させていただいたヒンジキャップの嵌合強度を測定するだけでなく、ペンノックや改ざん防止キャップのタンパー部 引きちぎり強度の測定にも使用しています。
測定事例
90°剥離強度測定試験
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【XZ-Gauge/エックスジーゲージ】 2軸を自由に動かして複雑な力の変化を数値化
→人の動作を二軸の動きで再現し、力の変化を図ります。
こちらは、受託測定限定となっております。
測定事例
人による振出方法を繰り返し再現しております。
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Z-Gauge、XZ-Gaugeともに、事前に測定プログラムを作成・登録しているので、測定結果も自動で登録されます。
さらに測定結果をグラフ化することで視覚的にも見やすくなっています。
【S-Gaugeエスゲージ】 目に見えない破壊強度を数値化
S-gaugeにて破壊試験も行っております。
こちらは、衝撃破壊エネルギーの数値化を行います。
測定時には、自動トルクメーター等も合わせて使用しておりますので、人によるばらつきも生まれません。
感覚だけでは伝わらないことを数値化し、人によるばらつきをなくしませんか。