環境に関わる展示会の出展のご紹介

盛んに環境の展示会に出展してます

今回のブログでは、アスカカンパニーの脱炭素に関わる取組みを展示会でご紹介することが多くありましたので、その内容や感想についてご紹介させていただきます。
最近参加させて頂いた展示会は以下の３つです。

・2023年9月8日　国際フロンティア産業メッセ2023
・2023年9月8日　OBPNバイオプラスチック取組企業ポスター展示・商談会
・2023年10月3日～6日　　JAPAN PACK 2023　日本包装産業展

国際フロンティアメッセ2023での展示

国際フロンティアメッセ2023では（公財）新産業創造研究機構さまの「活力ある成長産業の育成を目指して」のブースにて、弊社の環境サンプルを展示して頂きました。

内容は「CO2排出削減のための軽量化スパウトの試作開発」についてです。
軽量化スパウトとは以前にもブログでご紹介させていただきました、弊社オリジナル製品ASファミリーのAS16スパウトの軽量化製品になります。
今回の開発ではスパウトの20％軽量化を試み、要求品質として「内容物が漏れないこと」と軽量化を両立した開発を目指し、製品設計から品質評価までを短期間で進める、アジャイル型での試作開発を行いました。

開発の結果は約25％削減（ブログリンク）でき、内容物の漏れの評価は問題無しとなっています。
更にお客様のラインをお借りしスパウトのラインテストも実施しており、その結果を踏まえ現在形状を再検討中です。

OBPNバイオプラスチック取組企業ポスター展示・商談会

OBPN（大阪バイオプラスチックビジネス推進ネットワークについてはこちらから）ではバイオプラスチックビジネスの推進を目指す他の企業間での情報交換や交流が行われています。
当日はプラスチック資源循環戦略方針（マイルストーン）のバイオプラスチック、リデュース、リユース、リサイクルに焦点を当て弊社のアプローチと取り組みについてサンプル展示をさせて頂きました。

ご訪問頂いたお客様からは、環境についてのアプローチが多い中で、整理されわかりやすく参考になったと高くご評価頂きました。
また弊社としても他の会員の方々とバイオプラスチックに関する取り組みやアイデアについて情報交換、共有することができ貴重な展示会となりました。

JAPANPACK2023 日本包装産業展における展示

JAPAN PACK2023では「CLOMAパビリオン」の環境ブースに出展させて頂きました。

展示内容としては9/8の展示と同様の、弊社で取り組んでいる脱炭酸・循環型社会についての展示をさせて頂きました。
弊社ではマイルストーン以外にも地域・社会貢献として環境情報の伝播や教育、DX推進によるエネルギー効率の向上に向けた無人化・省人化による適切なエネルギー管理に努めております。
展示会では日が経つにつれてご訪問頂くお客様も増え、有難いことに最終日にはカタログがなくなってしまうほど盛況となりました。
特にスパウトパウチ容器にポンプを取り付けて使用するためのASスタンドのバイオ化したものや、PETスパウトパウチについてのご質問を頂き、情報交換をさせて頂くことができました。

JAPANPACK（CLOMAパビリオン）での展示物

得られた多くの情報から、マスバランスについての質問や疑問を頂くことがあり、マスバランスという仕組みは国内ではまだ理解が追い付いていない部分もあるのだと感じました。
ISCC PLUSを認証の取得、並びに実際にバイオマスプラを使用して生産・供給している企業として、盛んに情報発信を続けて市場に定着させていくことができればと考えております。

どの展示会におきましても弊社の取り組みついて紹介させて頂くと共に、お客様からの高い評価と様々なニーズの確認・情報交換を行うことが出来、大変有意義な機会となりました。
弊社の取り組みを今以上に発信していき脱炭素社会の実現に貢献できればと思います。
最後になりますが2023年11月28日～12月2日まで開催されるIPF Japan 2023（国際プラスチックフェア）でも今回ご紹介したサンプル品に加え、プラスチック成形における様々な課題に対するソリューションも展示しておりますので、是非足を運んで頂けましたら幸いです。

Writer：げっち