海洋プラスチックの問題を解決するために
このマークは何でしょう?
このロゴマークを目にされたことはあるでしょうか。
これは、「プラスチックスマート」キャンペーンのロゴマークです。
このキャンペーンに賛同する全ての個人・自治体・企業が、『海洋プラスチック問題の解決に貢献する取り組みを実施することをPR』するために作るポスター、チラシ、パンフレット、ポップ広告などの資材や名刺、HPなどに使用することができます。(ロゴ利用規約より)
「プラスチックスマート」キャンペーンって?
「プラスチックスマート」キャンペーンとは2018年10月に環境省が正解的な海洋プラスチック問題の解決に向けて、個人・自治体・NGO・企業・研究機関など幅広い主体が連携協働して取り組みを進める事を後押しするために立ち上げたものです。
このキャンペーンの趣旨はポイ捨て撲滅を徹底した上で、不必要なワンウェイのプラスチックの排出抑制や分別回収の徹底などの“プラスチックとの賢い付き合い方”を全国的に推進し、国内外に発信することです。(環境省HP抜粋)
↑キャンペーン特設サイトでは、このキャンペーンに登録された実際の活動がプラスマアクションとして多数登録されています。
(2021/10/18時点 2397件)
プラスチックとの賢い付き合い方って具体的にはどんなこと?
では、「プラスチックスマート」キャンペーンでいう、『プラスチックとの賢い付き合い方』とはいったいどんなことを指すのでしょう??
プラスマアクションの登録では、以下のようなカテゴリーが選択できるようになっています。
プラスマアクションのカテゴリ名と内容
拾う | 団体・企業などでプラスチックごみを拾う活動を行なっているなど |
減らす | プラスチック量削減に繋がる商品導入や活動など |
作る | 製造工程で代替素材やバイオマスプラスチック素材へ転換したなど |
使う | 販売・消費過程で代替素材やバイオマスプラスチック素材を使用するなど |
研究・発信する | プラスマに関連した研究やシンポジウム、情報発信の実績など |
リユース・リサイクル | プラスチックの再使用や再生利用に関する商品や活動など |
『え?これって、企業活動で普通にやってることでは?』と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際にこのキャンペーンについて調べた私自身、今まで社内にて環境配慮に関する試作評価や情報収集を行ってきたリストを眺めながら、これも、きっとあれもプラスマアクション!!と思うと心拍数が上がりました。
このキャンペーンでは、商品化したものだけが登録できるというものではなく、『活動そのもの』も『アクション』として認められます。
つまり、ブランドオーナーではなくても、弊社のような成形メーカーや消費者でも、プラスマアクションとして活動の足跡を残せるということです。
アスカカンパニーは「プラスチックスマート」キャンペーンに賛同し、プラスチック成形メーカーとして『プラスチックとの賢い付き合い方』を考え、実行して参ります。