生産技術

インモールド成形開発期

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インモールド成形開発期

過去のインモールド技術

アスカカンパニーは軽量薄肉製品の超高速インモールド(IML)成形も得意な生産技術です。

下の写真は20年ほど前に初めて開発を終え、生産としてインモールド成形を始めた時のインサート機の写真です。

いまではスマホで高画質の写真やムービーが簡単に撮影できてしまいます。
技術の進化がすごいスピードですね!
何でも簡単というの良かったり悪かったり・・・・ありがたいと思う気持ちが薄っぺらくなるような?

写真の中心にある三菱製のロボットはアスカカンパニーの現社長 長沼恒雄が、いろいろなものへ応用が出来るのではということで、ある意味おもちゃ感覚でテスト購入していたものです。
それがのちのち生産機として活躍してくれました。

工程は
①ロボットハンドの先端でラベルを吸着させます。
②つかんだラベルを取り出し機のハンドに渡します。奥に見える丸いベージュの色をしたラベルがそれです。
③取り出し機のハンドに吸着したラベルを金型へインサートします。
④金型内で成形工程に移ります。

そんなプロセスをこのロボットを中心にしてくれました。
食堂の片隅で、今の社長と生産技術の課長と営業の私の3人で「こうやってやろう」という相談話をした記憶は今でも鮮明です。
たまたま見ていた古い写真のお話です。

無駄かそうでないかわからないものへの投資が出来る心のゆとりは大事だなーと思います。

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