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コーヒーカスを自然エネルギーで再利用

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コーヒーカスを自然エネルギーで再利用

色々な包装容器の形状と素材にチャレンジしています

容器包装メーカーは、品質向上に加えて製品の機能向上に取り組みながら、環境への配慮としてプラスチック製品の薄肉化に挑戦して参りました。
小さな一歩かもしれませんが、私たちは少しの工夫の積み重ね、お客様のコストダウンと環境への配慮の両方を満足できるような資材・製品の軽量化をご提案を目指しております。
先人たちが培った技術を元に、私たちはさらなる問題に向けて取り組んでいます。

様々な環境配慮製品

環境問題に対応したプラスチックの提供を

環境問題は昔からありましたが、近年では特に温室効果ガスについての問題が取り上げられています。
それらの問題に向き合っていくことが、私たちの重要な課題となっています。
私たちの身の回りにはプラスチック製品が数多く溢れています。
プラスチックのない生活は出来ません。
プラスチックの原料の大部分は、枯渇資源である石油です。
アスカカンパニーではお客様のニーズにお応えするべく、植物由来のプラスチックや環境に配慮した材料をご紹介できるよう、情報取集と試作開発・評価に努めております。

 

これまでの試作事例

アスカカンパニーでは様々な試作を繰り返しております。
バイオPEと言われる、植物由来のポリエチレンではヒンジキャップやスパウトなど様々な製品にて試作しており、採用をご検討頂いています。
その他、生分解性樹脂のポリ乳酸や、最近マーケットニュースにて紹介したライスレジン(お米を樹脂化したもの)をはじめ、紙や木粉、デンプン、セルロースを練り込んだ樹脂などの試作評価も行っています。
これらの原料は、キャッサバ、トウモロコシ、サトウキビ、コメ、竹、木(紙パルプ)などの植物(またはそれを発酵させたもの)です。
※キャッサバはタピオカの原料の芋です。

様々な環境対応品

 

食料は非可食部、トウモロコシを例にあげると、収穫後の茎や葉、可食部を取った後の芯などが原材料として活用されています。
特に、トウモロコシやサトウキビは生育が早いため、有効な資源とされています。
このような植物を資源として活用することで、温暖化の原因とされている二酸化炭素を循環・抑制させる狙いがあります。不要部分をリサイクル

 

今回はコーヒーカスの再利用をテスト

今回、私たちにできる小さなこととして、コーヒーカスの再利用を考えてみました。
コーヒー抽出後のカスが産業廃棄物として出る事業所よりコーヒー抽出後のカスを引き取り、有効活用ができないか模索しました。
コーヒー抽出後のカスは、水分を多く含んでおり、何かに加工しようとすると、この水分を取り除くことが課題となります。
アスカカンパニーでは環境に優しい太陽エネルギーを活用した乾燥に挑戦しています。

アスカカンパニーで自然乾燥しているコーヒー豆

※アスカカンパニーでの乾燥の様子

日本では年間約40万トンのコーヒーの生豆が輸入されて使用されています(出典:全日本コーヒー協会統計資料より)。
アスカカンパニーではそのほんの一部しか対応できませんが、このような取り組みが広がり、「廃棄物」ではなく「資源」として有効活用されるようになればと願いながら課題に取り組んでいます。

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