今回はキッタロウの食品分野への展開についてご紹介させていただきます。
キッタロウは成形品を切断する以外にも様々な用途があります。
成形品の場合、通常の測定では測定できない箇所が切断することで測定できるようになります。
「切断することでそのままでは見ることが出来ない箇所が見えるようになる」という点では応用が利きます。
例えば、食品の断面。
基本的には食品も実際に切ってみないと中がどうなっているかはわかりません。
食品の断面は食材が柔らければ、キッタロウの出番はありませんが食材が固くて切断するのが危険!という場合はキッタロウが役立つかもしれません。
キッタロウがなぜ食品の断面を見るときに良いの?
特に冷凍して硬くなった食品の断面を見たいなどの場合には適しています。
カッターや大きな刃物で切断して断面の様子を観察するのでは、切断するときに硬さで刃物がずれてケガをしてしまったり、力が必要で大変な作業になってしまいます。
アスカカンパニーのキッタロウはもともとは硬いプラスチックを切断するために開発された商品ですので、硬い冷凍された食品を切断するのには向いています。
広い世の中には様々な非破壊検査装置として食品の内部観察をする装置もありますが、それらは非常に高性能な検査装置です。
細かく分析をしたい場合には最適ですが、断面を目視で確認したいという要望に対してはオーバースペックとなってしまいます。
キッタロウでは、カッター刃による切断装置になりますので高度な分析用途への細やかで滑らかな断面を期待するのは難しいです。
ただ、目視で断面を確認したいという場合には、高度な検査装置を導入するよりもコスト的にもメリットが出てきます。
また、ケガ防止以外の安全面についても考慮しています。
詳しくは「カバーをつけて飛散を防止!キッタロウの安全対策について」をご覧ください。
硬いものの切断に困られている方はぜひご検討ください。
『プラスチック切断機』キッタロウ
プラスチック製品を簡単に切断する