市場では珍しいヒンジキャップタイプを
アスカカンパニーではΦ16スパウトパウチ用のスパウトとスクリューキャップを販売しており、ご愛顧いただいております。
この度、このスパウトやスクリューキャップの仲間としてΦ16ヒンジキャップの開発を行いましたのでご紹介させていただきます。
ヒンジキャップとスパウトの嵌合方式は打栓式です。
ノズル径は様々な用途を考え、φ3㎜とφ8㎜の2種類に対応しています。
市場ではスパウトパウチに対してスクリューキャップを見かけることが多々ありますが、ヒンジキャップは見かけることは少ないと思われます。
アスカカンパニーでは医薬・コスメティック・オーラルケアの分野で様々なヒンジキャップの設計・開発と生産実績を長きにわたり重ねてまいりました。
このヒンジキャップ生産のノウハウを基に、スパウトパウチ分野においても品質の良いヒンジキャップを提供できないかと考え、今回開発を行いました。
クリーンで安定した品質を提供する生産環境
φ16スパウトシリーズは、アスカカンパニーの強みである高い製品設計力により開発しています。
成形は数多くの医療・食品分野の製品を生産しているバイオロジカルクリーンルーム内で行っており、品質面でも徹底した管理を実現しています。
すでに生産を行っているスパウトとキャップともに、アスカカンパニーが培ってきたカメラ検査システムをライン上に導入し、スパウトは両側面を、キャップ類は天面・側面・内面をカメラ検査機で自動検査しております。
検査結果情報を活用する弊社MyCiSと連動し、IoTを用いたリアルタイムデータの活用により、より高品質な製品の提供体制も充実しています。
独自の機能検査による品質管理
アスカカンパニーでは、官能値を数値化する専用のソフトウェアと機器を自社制作しており、ヒンジキャップの機能検査はその機器を用いて行われます。
不安定な官能値を数値化することにより、数値による管理規格を制定して安定した品質にて製品提供が行える体制を作り上げています。
例えば、スパウトパウチのスクリューキャップでは、キャッピング時や開栓時の規格を作成しています。
またヒンジキャップについては開閉時にパッチンとなるパッチン感までも数値化し管理しております。
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今回ご紹介させていただきましたヒンジキャップは生産用ラインが2021年春に完成予定ですが、スケジュールは早まる可能性があります。
お気軽にご相談ください。
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