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成形品の評価方法 ストレスクラック試験

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成形品の評価方法 ストレスクラック試験

今回はAS16スクリューキャップでストレスクラック試験

アスカカンパニーでは、自社オリジナル製品としてAS16キャップを成形しています。
開発の際は寸法・開栓強度・気密性などはもちろん、製品の耐久性についても評価を行っています。
今回はその中から弊社の『AS16スクリューキャップ』を対象にした「ストレスクラック試験」についてご紹介いたします。

今回のテストの対象となるAS16キャップとスパウト

今回のテストの対象となるAS16スクリューキャップとスパウト

ストレスクラック試験とは?

ストレスクラックとは、製品に一定の負荷(応力や薬品など)がかかった状態で時間が経過するとクラック(割れ)が発生する現象のことです。
(※)ストレスクラックは応力が大きい かつ 温度が高くなるほど発生しやすくなる傾向があります。
例えばAS16キャップの場合、スパウトとセットされることでキャップの気密部は負荷がかかった状態になります。
それに加えて内容物がクラックを引き起こしやすいものであった場合、さらにクラックする確率が高くなります。

(※)引用:プラスチック成形材料DB PlaBaseより

実際の試験について

以下の条件でストレスクラック試験を行いました。

ストレスクラック試験条件

キャッピングトルク(締付時の力):150N・㎝
内容物:化粧品 (※写真の内容物は実際に販売されている商品ではなくイメージです)
内容物を塗布する場所:①スパウト内部 ②ネジ部 ③気密部
保管環境:55度
保管期間:2か月半
個数:各3個

 

 

試験結果

55度の恒温槽に約2か月半保管したところ

①スパウト内部塗布:問題なし

②ネジ部塗布:問題なし

③気密部塗布:3個中1個クラックが発生しました。

内容物が漏れだした状態で通常(130N・㎝程度)より強い力でキャッピングし、高温下に長期間保管すると3分の1の確率でクラックが発生するということが分かりました。

※この試験は過酷条件で実施しており、通常の使用でクラックが発生することはございません。

 

 

このような形でアスカカンパニーでは様々な評価を行っております。
よい設計・よい金型だけでなく、きめ細やかな評価によって、よりよい製品をご提供しております。
指示いただいた条件で試験することも可能ですので、ぜひお問い合わせください。

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