市場調査第2弾は、飲料で使用されるスパウトパウチに注目
こんにちは、未来を切り拓く!スパウトパウチ研究所です。
私たちスパウトパウチ研究所では、今注目されているスパウトパウチ容器を使った商品を、プラスチック射出成形メーカーならではの視点でご紹介しています。
今回は、日々の飲用シーンを彩るスパウトパウチ商品に注目してみました!
冷凍で楽しめるフローズンドリンクや、好みに合わせて割って楽しむ希釈タイプのシロップなど、さまざまな形でスパウトパウチが活用されています。
軽量で持ち運びやすく、冷凍保存や常温流通にも対応しやすいという特徴があり、さまざまな場面で採用が広がっています。
今回は容器としての機能性や使い勝手にも注目してご紹介します!
大阪・関西万博で見つけた!「フローズンバニラ」
今年4月から約半年にわたって開催された大阪・関西万博。閉幕を迎え、たくさんの出会いや発見が詰まった時間が一区切りとなりました。
私たちアスカカンパニーも、8月に開催された「バイオプラスチックでREEBORN」に出展させていただき、万博の熱気を肌で感じる貴重な経験となりました。
そんな万博の会場内で、スパウトパウチを活用した飲料商品に出会いました。
それが、今回ご紹介する「フローズンバニラ」です!


名前のとおり、シャリっと冷たいバニラ味のフローズンドリンクが、スパウトパウチに入った商品です。
ミャクミャクのカラーでもある青と赤を取り入れたパッケージデザインで、万博ならではの限定感もあります!
万博会場の大屋根リングの内と外は基本的に屋根がなく、真夏の直射日光の中を歩いたり並んだりすることもしばしば…。
そんな中、ひんやり冷たいフローズンドリンクは、体にも気分にも嬉しい存在です。
スパウトパウチならではの“軽やかさ”と“使いやすさ”を実感
そしてここでも、スパウトパウチのメリットが!
飲み終わった後は、パウチをくるっと折りたためばかさばらずに持ち歩けます。
会場内にはゴミ箱もありますが、広い敷地内ですぐに見つからないことも。そんな時でも邪魔にならないのはありがたいポイントです。
販売ブースでは、宣伝用に空のスパウトパウチがボードに貼りつけられていました。
中身が入っていない状態で平面のものにペタッと貼れるのは、ボトルではなかなかできない演出です。
実際の商品の空パウチがそのまま貼られているので、来場者が手に取らずとも「このくらいの大きさなんだ」とイメージしやすいのもポイント。
こうした演出ができるのは、パウチ容器ならではの柔軟さと薄さがあってこそだと感じます。
容器自体が販促ツールとして活用されていたのが、とても印象的でした!
もったいない、をおいしさに。「うるおうクラフトコーラ&うるおうジンジャーシロップ」
次にご紹介するのは、愛知県の展示会で出会った「うるおうクラフトコーラ」と「うるおうジンジャーシロップ」です。
薬膳工房あすごはん様が手がける、アップサイクルの発想から生まれたクラフトシロップです!

青みかんは神奈川県のあきさわ園、白いきくらげは永島農園の未利用素材の組み合わせです。
夏のみかん畑で栽培の過程でそっと摘果(間引き)される青みかんと、形がふぞろいな白いきくらげ。
農家と組み、“もったいない”素材に薬膳の知恵を重ねて新たな価値を創出しました。
この時期だからこそ活きる爽やかな青みかんの風味と、白いきくらげのうるおいと、豊潤なスパイスの香りが広がるクラフトシロップに仕上げられています。
環境への想いとおいしさを両立する、あたらしいドリンクのかたち
“捨てられるはずだった素材を、新しいかたちで活かす”という考え方には、ものづくりに携わるアスカカンパニーとしても共感するところが多く、こうしたアイデアから生まれた商品に出会えるのはとても刺激的です。
食品としてのおいしさとともに、背景にある取り組みにも注目するべきだと感じています!
青みかんと白いきくらげを活かした「うるおうクラフトコーラ」は、ソーダで割るのはもちろん、紅茶や赤ワインに合わせても楽しめるものとなっています!
同シリーズの「うるおうジンジャーシロップ」は、国産生姜×青みかん×白いきくらげ という組み合わせで、ソーダはもちろん、豆乳やビール割りなど、いろいろな飲み方ができます。
この商品には「5つのこだわり」があり、薬膳の視点から素材や製法に至るまで丁寧に設計されています。
詳しくは、薬膳工房あすごはん様の公式サイトをぜひチェックしてみてください!
→ 「うるおうクラフトコーラ&うるおうジンジャーシロップ 」紹介サイト(別タブで開きます)
もう一つの注目ポイント
この商品のもうひとつの注目ポイントは、容器に採用されているスパウトパウチ。
瓶の形状をしたユニークなデザインで、パウチには瓶のデザインがあしらわれています。
さらに、透明のパウチフィルムを使っているため、内容物の色合いや質感がしっかり見えるのも特長。
印刷の自由度が高く、かつ商品イメージを損なわずに表現できるのは、スパウトパウチならではのメリットです。
瓶の見た目を保ちながら、軽量で割れない、スパウトパウチだからこそできる配送負荷低減 という実用性もしっかり確保されています。
まとめ
今回のブログでは、軽量容器で配送負荷低減 というスパウトパウチのメリットだけでなく、“同県内の未利用資源の活用”という日本の文化や思想の一つ『もったいない』という考えから生まれた商品をご紹介しました。
持ち運びやすさや保存のしやすさだけでなく、形状やデザインの自由度と 環境に配慮といった点でも、スパウトパウチならではの強みが感じられました!
今後もスパウトパウチ研究所では、注目のスパウトパウチ商品をご紹介していきます。
次回もどうぞお楽しみに!
Writer:とり
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