自身のキャリアを考える場を提供する教育方法
アスカカンパニーでは、ビジネスマナー研修や年代・階層に合わせた研修など様々な社内研修を行っています。
今回は、その中でも「ステップアップ研修」についてご紹介します。
今後を考える『ステップアップ研修』という仕組み
ステップアップ研修は、20代後半~30代前半の社員を対象にした研修で、今後の自身のキャリアを考えるきっかけをつくる場となります。
弊社のグループ会社となる株式会社アスカコネクト 林社長を講師に迎え、「これまでを振り返り、今後を考えることで仕事もプライベートも充実させよう」をテーマに全6回の研修を行っております。
これまで2回の研修を終え、研修参加者は、自身のふり返りやアスカカンパニーの強みから今後の自身のキャリアを考えたりと、仕事に対するモチベーションを高めることに繋がっています。
毎回の宿題では、ビジネス書などの読書が課題として与えられます。
読書は、ただただ本を読むのではなく、自分なりの考えや仮説を立てながら読み進める為、自身の知識を広げ、今後の行動に繋げることができます。
また、感想は研修参加者全員でシェアします。
これは、自身で考える⇒判断⇒表現(行動)という仕事を行う上での考え方にも大きく関係します。
他にも、研修内では、自分の考えを言葉にして正しく相手に伝えられるよう、グループワークの時間も設けられています。
自身の意見を伝えたり、他者の意見を尊重したり、グループ内での自身の役割を見つけたり、とこちらも仕事に直結する内容です。
ステップアップ研修の参加者からは、過去のふり返りや自身の現在の仕事内容を個人で考えるだけでなく、アスカカンパニーという組織で考えることで、これまで漠然とした自身のキャリアプランを考えることができる良いきっかけとなったとの感想もあがっています。
スキルアップのための社内インターンシップも
以上のような社内研修を行いながら、並行して、個々の具体的なスキルアップや知識レベル向上の為に、個別で個人研修を行うこともあります。
例えば、ある社員は、膨大なデータを可視化するためには、ダッシュボード表示が適切と考えました。
しかし、データをダッシュボード表示する為には、本来の業務とは異なる、大量のデータを選別するSQLの知識とスキルを必要とすることが分かりました。
※ダッシュボードとは、
データをグラフィカルにまとめることで全体像をつかみ、一目で理解できるようにするツール。
現在の状況をタイムリーに把握でき、分析と判断に役立てるために利用されます。
今回、個別の研修としてSQLを学ぶ場を設けました。
その結果、SQLはいくつかのデータ操作言語を勉強すれば誰にでも操作できるもので、専門的なプログラミングスキルは必要ないことが分かりました。
そうして現在その社員は、業務を遂行するテクニカルスキルを身につけるため、弊社システム部に社内インターンシップを依頼し、複数回の勉強会の実施と業務のフォローを受けながら作成を進めています。
アスカカンパニーでは、個人の能力を最大限に活かすために、ジョブローテーションを定期的に行っているだけでなく、都度「もっと仕事の幅を広げたい」「他の業務にもかかわってステップアップしたい」という社員の意見を尊重した研修も行っています。