先日、産業検査薬等の「調液・充填ワンストップOEMサービス」開始をご紹介するブログを配信いたしましたが、ご覧いただけましたでしょうか?
※もしまだご覧になられていない場合は、下のリンクよりご覧ください
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産業検査薬の調液・充填OEMサービス事業について
アスカカンパニーではしばらく前より産業検査薬向けの成形品の生産、またOEM充填を開始しております。 充填事業の始まりは『お客様の希望から』 アスカカンパニーはバイオロジカルクリーンルームという清浄化さ ...
今回は、その製造の要となる「調液・充填ブース」にフォーカスし、設備環境や入室時の服装など、現場の裏側を詳しくご紹介させていただきます。
高度な清浄度を誇る『Class100の世界』
アスカカンパニーでは全工場で『Class100,000』のクリーンルームを完備していますが、新たに始まった調液・充填ブースでは、さらに一段上の基準である『Class100』の環境下で製造を行います。
『Class100』と言われてもなかなかイメージが湧きにくいかと思いますが、図解するとこのような違いがあります。
空気中の微粒子の量(※イメージ図)

数字が小さいほどクリーン!
「Class」の横の数字は、1立方フィート(約30cm四方の箱)の中に、どれくらいの塵やホコリ(微粒子)が浮遊しているかを示す指標です。
どのくらいのレベル?
空気中に塵やホコリがほとんど存在しないハイレベルな環境です。
一般的に半導体工場や電子部品の組み立て、医療・医薬品の製造現場で求められる非常にクリーンな空間です。
ちなみに、身近な例で言えば『Class100,000』の環境でも花粉症の方が「症状が出ず快適!」と驚かれるほどの洗浄度です。
その1,000倍の清浄度を保つ『Class100』が、いかに徹底された世界かご想像いただけるかと思います。
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アスカカンパニーのクリーンルーム運用と清浄度クラスについて
アスカカンパニーでは、プラスチック成形における品質確保のため、各工場にバイオロジカルクリーンルームを導入しています。 成形作業は基本的にすべてこのクリーンルーム内で実施され、異物混入を防ぎ、より高い品 ...
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クリーン状態を維持する徹底した防塵スタイルと入室管理
この高いクリーン度を維持するためには、入室するスタッフの服装管理も欠かせません。
Class100,000エリアでも徹底した服装管理を行っていますが、Class100エリアではさらに、着用するアイテムも増えます。

洗浄度に対する着衣の例
Class100エリアでの着衣の差
• 重ね着による対策
着用している防塵服の上に、さらに「滅菌コート」を重ね着します。
ネット帽子は使い捨てのものを使用し、「滅菌防止」を被ります。
• 足元の管理
自身の靴下の上から「滅菌靴下」を履き、さらに「専用サンダル」を着用します。
• 露出のない状態を作る
滅菌マスク、ニトリル手袋、ゴーグルを装着。
肌がほぼ露出しない状態で入室します。
同時にブースに入れる人数も制限しており、多くの工程と厳しいルールを重ねることで、
検査薬の充填にふさわしい清浄な環境を守っています。
この環境で生まれる製品
現在このブースでは、主に食品工場などの衛生管理に使用される産業検査薬製品の生産を行っています。
アスカカンパニーの強みは、「自社での容器成形」から「充填・セット」までを一貫して行える体制にあります。
外部で滅菌処理を施した容器に、このClass100ブース内で薬液充填とアッセンブリ(組み立て)を実施し、出荷しています。
「自社製品の調液・充填の委託を検討したい」という方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。





