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【海外製品】定量を出すことが出来る容器のご紹介

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【海外製品】定量を出すことが出来る容器のご紹介

タブレットなどの粒状の入れ物たち

江崎グリコさんのBREOや、アサヒさんのミンティアやFRISKなどのブランドでよく知られる口中清涼剤、錠菓(じょうか)や、日本の伝統菓子とも言えるラムネ菓子などの形状や形態は打錠やタブレットと言われることが多いです。
今回はそんなタブレットを携帯する容器をご紹介します!
・・・と言いましても最新のものではなく、おそらく10年以上前にヨーロッパやアメリカで購入したものだと思います。
ちょっとアーカイブ的な3種類のパッケージのご紹介です。

アスカカンパニーではただの興味から知財関連としても数多くのプラスチックサンプルを集めて保管しています。
ある日、サンプル倉庫をあさっていると、久しぶりにその容器たちと対面しました。
3つの容器に共通するものは、定量機構を持つ構造になっています。
容器の一部を押すと一粒が出てくるというギミックです。
完璧ではないけれど、ちょっとした動きが楽しい機能です。

海外製の製品たち

 

 

初めにこちらフランスのGINKOブランドの甘味料です。
HPを見ると今でも変化なくこちらの商品が販売されているようです。
https://www.ginko.fr/index.php

定量機構付き甘味料は多く売られている印象がありますね!GINKOのパッケージ

 

続いて日本でも有名なオランダの企業が世界展開しているFRISKです。
https://www.perfettivanmelle.com/

こちらのページからFRISKの商品サイトに入ると数年前に購入したような記憶のあるこちらの容器が現役で掲載されていました。
FRISKSのパッケージ

最後に赤いパッケージのCanderelです。
GINKOと同じ甘味料なので、競合するでしょう。
こちらも世界的な企業のようで、HPを見ると、こちらの赤い容器もグラフィックのデザインは変わっているようですが、プラスチックパッケージは現役のようです。
https://www.canderel.de/

Canderelのパッケージ

おそらく10年以上前に購入したと思われる、特徴ある容器構造を持った商品が継続して販売されているのを知ると嬉しくなりました。
日本のマーケットではどんな環境でも100%定量する機能が求められたり、湿度の高い環境でもバリア構造が必要であったりして、その結果容器コストが高くなることから、なかなかこういった容器を開発したり販売するのは難しい環境だと思ったりしてしまいました。
アスカカンパニーも長く販売され続ける、特徴ある容器をつくり続けられるように頑張りたいです。
と、今回はこんな感じで・・・また。

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Writer:とこま

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