高機能素材Week2023関西展内で開催されました
2023年5月17日から19日にかけて、インテックス大阪で開催されたサステナブルマテリアル展(SUSMA)。
この展示会に行って環境配慮への取組みについて新たな情報を求めに行ってまいりました!
新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行した後ということもあってか、たくさんの人が訪れて賑わいを見せていました。
よく目についたキーワード
「リサイクル」、「アップサイクル」、「生分解」、「マスバランス」などの環境に関するキーワードを掲げて各社の商材が紹介されていました。
アップサイクル
この4つのキーワードの中で、アップサイクル?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。 加工ロスを廃棄しない取り組み アスカカンパニーの5種類の環境テーマ『社内加工ロスのアップサイクル推進』のマテリアルリサイクルの話です! 今までのおさらい 2022/9/28のブログにて、100%プレコ ...
「アップサイクル」は廃棄されるはずだったものに対し、元よりも価値を高めることの意として使われ、最近よく見かけるようになった言葉です。
今回のサステナブルマテリアル展では、この「アップサイクル」という言葉を複数のブースで見かけました。
アスカカンパニーでも「アップサイクル」を提案できるよう、準備を進めています!
100%プレコンシューマー材のヒンジキャップを2023年度中に商品化!
マスバランス
そして、今まではあまり知名度が高くなかった「マスバランス」という言葉ですが、今回のサステナブルマテリアル展では複数のブースで紹介されており、汎用樹脂だけでなく、エンジニアリングプラスチックでも展示されていました。
「マスバランス」材料については第三者認証を取得しないと使用できないのですが、アスカカンパニーでは認証取得済の工場がございますので、ご興味がございましたらお気軽にお問合せ頂ければと思います。
ISCC PLUS認証とマスバランス方式について
コスト感
「リサイクル」も「生分解」も従来からよく見かけるキーワードで、「リサイクル」や「生分解」を謳う樹脂はバージン材と比べるとコストが合わないというイメージがありました。
しかし、最近特に環境に配慮した樹脂の価格が軒並み高騰していることもあり、「リサイクル」や「生分解」樹脂については、環境に配慮した取組みというくくりの中では価格を抑えられる商材もあるようです。
海洋生分解性シリーズ
- 海洋生分解性バイオマスプラスチック開発プラットフォーム参画のその後6
- 海洋生分解性バイオマスプラスチック開発プラットフォーム参画のその後5
- 海洋生分解性バイオマスプラスチック開発プラットフォーム参画のその後4
- 海洋生分解性バイオマスプラスチック開発プラットフォーム参画のその後3
- 海洋生分解性バイオマスプラスチック開発プラットフォーム参画のその後2
- 海洋生分解性バイオマスプラスチック開発プラットフォーム参画のその後1
- 海洋生分解性プラスチック開発プラットフォームへ参画
Marine-Biodegradable Biomass Plastics(MBBP) MBBP プラットフォーム代表幹事
宇山 浩(大阪大学大学院工学研究科・教授)
徐 于懿(大阪大学大学院工学研究科・助教)
可視化
キーワードとしてまとめるには強引なのかもしれませんが、事業活動の(効率化を目的とした)可視化、トレーサビリティの可視化、GHG排出量の可視化などデジタルツールを紹介するブースも数多くありました。色んなデジタルツールがあって、これは何?あれは?と思わず色々質問してしまうほどでした。
「可視化」というのも今回のサステナブルマテリアル展のキーワードと考えていいのかもしれません。
アスカカンパニーの環境に対する活動はますます活発になっていきます!
アスカカンパニーの環境チームでは、今年の10月にJAPAN PACKのCLOMAパビリオン、11月にIPFと2つの大きな展示会を控えております。
また、7月には本社がある加東市の夏のCOOL CHOICE WEEKにも出展予定です。
今回のサステナブルマテリアル展の訪問で得たものも糧に、アスカカンパニーが取組む環境への配慮について、皆様にわかりやすくご紹介できるように準備を進めて参ります!
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