海洋生分解性バイオマスプラスチック開発プラットフォーム参画のその後５

アスカカンパニーが参加してから様々な取り組みが行われています

海洋生分解性バイオマスプラスチック（Marine-Biodegradable　Biomass　Plastics以下MBBP）開発プラットフォームでは、その趣旨に賛同する３５を超える機関が参画し、大阪大学の研究開発成果を元にした「デンプンをきっかけに海洋生分解するプラスチック製品の開発・普及」に取り組んでいます。

そして、アスカカンパニーはMBBPの趣旨に賛同し、射出成形メーカーとして参画しています。

アスカカンパニーが取り組んでいること

プラットフォームでのアスカカンパニーの役割は、MBBPの成形技術開発や、試作評価をすることです。

これまで、その役割と並行してMBBPで取り扱うデンプンマスターバッチ（SMS社製 TAPIOPLAST TPS）を汎用樹脂にコンパウンドするとどのような特性となるのか、お客様に提案できるようなものができないか？との考えから、デンプンマスターバッチを汎用樹脂にコンパウンドして成形品の試作・評価にも取り組んできました。

展示会でご紹介します

この度、汎用樹脂（PP、PE、PS）とデンプンマスターバッチのコンパウンドにおいて、それぞれ成形品を作ることができました。

まだまだ開発途中ではありますが、直近では以下の展示会にてご紹介予定です。

SDGs対応技術展2021（完全事前申込制）

会場：大阪産業創造館　3F・4F
会期：2021年9月16日～9月17日(金)　2日間

名古屋プラスチック工業展

会場：ポートメッセなごや（名古屋市国際展示場）第3展示館
会期：2021年9月29日（水）～10月1日（金） 10：00〜17：00（最終日16：00まで）

今後出展予定の展示会におきましても、ご紹介できればと考えております。

引き続きブログにて、開発の進捗状況も発信して参りますのでお付き合い頂けましたら幸いです。