この度、アスカカンパニー株式会社は、経済産業省が定める「DX認定制度」に基づき、優良なDX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みを行う企業として「DX認定事業者」に認定されました。
私たちの「ものづくり」に対する姿勢と、デジタル技術を融合させた経営戦略が、国によって正式に評価された形となります。
DX認定制度とは?
「DX認定制度」とは、デジタル技術による社会変革を踏まえた経営ビジョンの策定や、DX推進体制の整備など、経済産業省が定める「デジタルガバナンス・コード」の基準を満たす企業を認定する制度です。
デジタル・ガバナンス・コードとは、企業のDXに関する自主的取組を促すため、デジタル技術による社会変革を踏まえた経営ビジョンの策定・公表といった経営者に求められる対応をまとめた文書のことで、
簡単に言えば、「デジタルを使って自社を変革し、未来を切り拓く準備が整っている企業」としてのお墨付きをいただくものです。
DX認定制度についての詳細は以下を参照ください。
▶ 経済産業省:DX認定制度
(情報報処理の促進に関する法律第㉘二八二十八条に基づく認定制度)※別のタブで開きます
アスカカンパニーが掲げる「DX推進戦略」の3つの柱
弊社では、単なるツールの導入ではなく、経営戦略の根幹として以下の3つの戦略を公表しております。
戦略1|製造現場のIoT化と無人化の推進(Automation)
各生産機器からリアルタイムでデータを取得するIoT化を推進しています。
また、独自の異常予兆検知システム「LMK (Let Me Know)」の活用により、不良が発生する前にAIが検知し、通知する体制を構築。
これにより、夜間無人化の推進と圧倒的な歩留まり向上を両立させています。
戦略2| 徹底したデータの可視化と活用(Visualization)
製品の品質に影響があるデータとして、成形機データを「製品に対するInput」と、カメラ検査機の検査結果データを「製品に対するOutput」と認識し、多角的に解析。
製品品質を「経験や勘」ではなく「確かなデータ」に基づいた維持管理体制を構築。
さらに、工場内のインフラ(温湿度・電力等)のセンシングにより、省電力化や計画的なメンテナンスを実現しています。
戦略3|「現場サイエンティスト」の育成(Human Resource)
私たちが最も大切にしているのが「人」です。
データを正しく読み解き、論理的な改善を導き出す人材を「現場サイエンティスト」と定義し、その育成に力を入れています。
これは、1978年から続く弊社の小集団活動「MK活動」の精神をデジタル時代にアップデートしたものです。

製造現場のデータによる管理と技術者の育成
45年以上の歴史を持つ「MK活動」がDXの土台
アスカカンパニーのDXは、決して一朝一夕にできたものではありません。
1978年から脈々と受け継がれてきた品質管理活動(QC活動)である「MK活動」がその原点です。
弊社は製造現場の「源流管理(品質を上流で作りこみ、下流での問題発生を防ぐ)」の考え方を大切にしています。
それを実現するための手段の一つとして、IoTやAIといったデジタル技術を進んで取り入れていきました。
それはMK活動という「データによる改善の文化」という土台があったからこそ、様々なデジタル技術が現場にスムーズに浸透し、今回のDX認定という結果につながりました。
未来に向けて、自社ノウハウを社会の力に
プラスチック射出成形の現場で培った「可視化」や「源流管理」のノウハウは、自社の中だけでとどめるつもりはありません。
セミナーや各種サービスを通じて、同じようにDXに悩む製造業の皆様や、地域社会へ還元していくことで、持続可能な「循環型社会(サーキュラーエコノミー)」の実現に貢献してまいります。
「人と機械の協働活動」をさらに進化させ、デジタルを駆使して「人の能力を拡張する」。
アスカカンパニーは、これからも挑戦を続けてまいります。
Writer:ながの





