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【講演レポート】大阪府工業協会にて「製造現場でのAI活用」をテーマに登壇しました

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【講演レポート】大阪府工業協会にて「製造現場でのAI活用」をテーマに登壇しました

2026年2月18日、ホテルロイヤルクラシック大阪にて開催された大阪府工業協会「生産・技術革新専門委員会」にて、弊社・小林が事例紹介の講師として登壇いたしました。
今回は、スマート工場の実現に向けた「製造現場でのAI活用」がテーマ。
シーメンス株式会社様と並んでの事例紹介という、大変光栄な機会をいただきました。

シーメンス様が描く「デジタルツインとAIの融合」

事例紹介のトップバッターは、シーメンス株式会社の山岸敏樹氏。
世界を牽引する企業の圧倒的な研究開発力と、DXの真髄に触れる内容でした。

特に印象的だったのは「デジタルツインとAI」の活用事例です。
工場建設前にデジタル上で無人稼働ラインを構築し、収益性までシミュレーションし尽くす。
さらに、高度な技術が必要なソフトウェアの使いこなしをAIがサポートすることで、技能伝承の時間を短縮するという視点は、非常に学びの多いものでした。
AIの主戦場は「LLM(大規模言語モデル)から物理世界そのものへ」移るという締めくくりは、製造業の未来を予感させる刺激的な提言でした。

アスカカンパニーが伝える「現場主導のDXとAI」

続いて弊社からは、「小さなデジタル改善が工場を変える」と題して、以下の4つの軸でお話しさせていただきました。

  1. 変革の起点: アスカカンパニーが目指すものづくり経営

  2. デジタル基盤としてのIoT: 可視化がもたらす製造現場の進化

  3. 現場主導のDX: ボトムアップで加速する業務改善

  4. AIがつくる未来: 人と機械の協力活動が人の能力を拡張する

IoTから始まったアスカカンパニーの変遷、そして根底にある「MK活動(改善活動)」や「PT(プロジェクト)」によるグループワークの重要性を熱を込めてお伝えしました。
シーメンス様が「世界のトップ」なら、アスカカンパニーは「近畿の中堅企業のDXトップ」として。
規模は違えど、AIが人の成長を促進させるというストーリーには多くの共感をいただきました。

 

グループワークで見えた「AI活用の現在地」

講演後は、40名の参加者の皆様とのグループワークに参加しました。
大企業から中堅企業まで、AI活用に対するリアルな課題が次々と浮かび上がりました。

  • 進む「デジタル格差」: IoTによるデータ蓄積ができている企業と、そうでない企業の差が顕著になっている。

  • 現場への浸透: 事務部門での活用は進む一方、製造現場での活用はこれからという企業が多数。

  • セキュリティの壁: システム部門の安全担保が必要で、着手に時間がかかっている現状。

  • 戦略の必要性: 「AIで何をしたいか」という会社としての定義・戦略が求められている。

アスカカンパニーが歩んできた道は、まさにこれらの課題を一つひとつ乗り越えてきた過程そのものです。
改めて、私たちの積み重ねてきたアドバンテージを再確認する時間となりました。

交流を通じて感じた『高い評価』

その後の懇親会では、数多くの企業様から「アスカカンパニーの現場を見てみたい」「IoT立ち上げの話を社内でしてほしい」といった、身に余る光栄なご依頼をいただきました。
「なぜアスカカンパニーの取り組みがこれほど外部から評価されるのか」
現場で日々取り組んでいる社員の皆さんにこそ、このリスペクトの声を届けたいと感じました。
私たちの「MK活動」や「AMS」は、外の世界から見れば非常に価値の高い、最先端の取り組みなのです、と。

今回の委員会を通じて、AIという新しい波を前に、立ち止まることなく進み続ける決意を新たにしました。
主催の大阪府工業協会の皆様、貴重な機会をありがとうございました。
3月にも講演が控えています。
アスカカンパニーの経験が、少しでも日本の製造業の刺激になるよう、全力で取り組んでまいります!

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