プラスチックはメーカー対象外なのでそれ以外に印字してみました
先日アスカカンパニー東北工場に3Dプリンターを導入しました。
こちらの3Dプリンターはヘッドを交換する事でプラスチックの積層造形以外にもレーザー彫刻が行えますので、そちらの機能と精度のご紹介となります。
メーカー推奨のレーザー彫刻が可能な材質は「革、紙、布、木」となり、残念ながら弊社のメインとなるプラスチックは対象外となります。
ということで、まずは試験的に紙、木、革製品にレーザー彫刻を実施してみることにしました。
1. 木材の板への彫刻
まずは木材の板に彫刻。
レーザーでの焼き付けということもあり、きれいに表面を焦がしながら、木目を残した印字が出来ました。
2. 紙への彫刻
厚紙に彫刻してみたところです。
こちらも木材よりも綺麗に彫刻されています。
縦向きに線が見えるのは3Dプリンタの稼働の形なのですが、線の細い部分が少し頼りなくも見えます。
3. 革製品
最後に革製品。表面が柔らかいせいか、紙の時のような3Dプリンタの線もなく一番ハッキリ彫刻出来ております。
細かい彫刻の条件など有りますので、今後も試作を繰り返し綺麗な彫刻が行えるよう検討していきます。
能力的にこのサイズで1個20分程度製作に時間がかかります。
少々量産向きでは無い製作時間ですが、今後は試作品への彫刻、お客様への印刷見本など活用の幅は広がりそうです。