デコ活宣言とは?
デコ活とは、「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」の愛称で、二酸化炭素(CO₂)を減らす(DE)脱炭素(Decarbonization)と、環境に良いエコ(Eco)を含む「デコ」と活動・生活を意味する「活」を組み合わせた言葉です。
地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出量を減らし、環境に配慮した生活を送ることで、より豊かで快適な暮らしを実現しようという活動です。

2050年カーボンニュートラル及び2030年度削減目標の実現に向け、国民の行動変容・ライフスタイル転換を強力に後押しするための国民運動で、国・自治体・企業・団体等が連携し、国民・消費者の新しい暮らしを後押しします。(デコ活HPより)
今回、弊社はこのデコ活を後押しする企業として登録いたしました。
デコ活HPはこちら(別のタブで開きます)
デコ活宣言への登録にあたって
約1年前、社内で突然あがった「デコ活」というワード。
「デコ活って何?COOL CHOICEとは違うの?」まずはそこから調査が始まりました。
「COOL CHOICE(クールチョイス)」は、2015年にスタートした国民運動で、脱炭素社会の実現に向けて“賢い選択”を呼びかける取り組みです。
例えば、省エネ家電の選択やエコドライブなど、日々の生活の中で温室効果ガスの排出を減らす行動が推奨されていましたが、2023年12月末に活動終了しました。
デコ活は、そのCOOL CHOICEの考え方をさらに発展させた、新しい取り組みとなります。
つまり、COOL CHOICEはデコ活の“前身”とも言える存在であり、基本的な思想や目的は共通しています。
もともとCOOL CHOICEにも取り組んでいた弊社では、違いをきちんと理解したうえで、今後はデコ活にも積極的に参加していこうと、情報収集を進めてきました。
そしてこのたび、デコ活を後押しする企業として正式に登録することとなりました。
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地域貢献
かとう市民の集い 市・市民・事業者が協働で取組み、市民一人ひとりが環境について考えるきっかけとなることを目的とした、加東市の『環境を考える』ためのイベントです。
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アスカカンパニーが宣言した内容
宣⾔①:製品、サービス、取組展開を通じてデコ活を後押しします!
宣⾔②:⽣活・仕事の中で、デコ活を実践します!
わたしたちは、プラスチックのものづくりで育んだ知識やノウハウを活用し、脱炭素社会に貢献する製品を提供します。
弊社が脱炭素社会に貢献する製品として市場に提供できているものの中で、バイオマスプラスチックを用いて生産された製品があります。「ハーゲンダッツ ジャパン株式会社様」ミニカップ製品リッド(フタ)は、環境に配慮したバイオマスプラスチックが採用されています。
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バイオマスプラスチック 採用事例について
バイオマスプラスチックの活用が進んでいます アスカカンパニーのバイオマスプラスチックについて採用事例をご紹介したいと思います。 以前ISCCPLUS認証・CCI-LIDの方をご紹介しておりますのでこち ...
他にも、バイオマスプラスチックを用いた製品開発を行っており、弊社オリジナル製品「ASスパウトキャップシリーズ」の中から一部をご紹介します。
こちらは、マスバランス方式のバイオマスプラスチックを使用した例です。

薄いフタ製品CCI-LID蓋や、ヒンジキャップ等
こちらは、スパウトパウチを最後まで安定して使い切ることが出来るアクセサリー「AS18パウチスタンド」。

スパウトパウチだけでなくスタンドも環境にやさしい形へ
これらは、弊社ナレッジパーク(宮城工場)でISCC PLUS認証を取得しているため、マスバランス方式に適合するバイオマスプラスチックを使用した生産が可能になっています。
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ISCC PLUS認証とマスバランス方式について
社内のプラスチック資源循環を加速させる『GX推進チーム』
GX推進チーム主導のもと、社全体で脱炭素社会実現に向けた取組を推進し、環境省の国の方針(プラスチック資源循環戦略)を元に、今後達成を目指す方針と取組内容を設定しています。 続きを見る
具体的な取組内容として、従来より25%軽量化を目指した自社製スパウトの開発、マスバランス材(PP・PE)採用製品の拡大、社会に役立つスパウトパウチの開発、マテリアルリサイクル製品の社会実装、センシング技術による消費電力の見える化と、それを活用した省エネの推進等です。
アスカカンパニーの環境に対する考え方
これらの活動は、月1回の定例ミーティングで進捗管理を行っており、メンバー間で意見交換や相談も活発に行われています。
社内でもこの取り組みは関心を集めており、社内の最新の情報に触れられることが魅力だと、GX推進チームへの参加を希望する社員がいたり、自社が積極的に脱炭素社会に向けた取り組みをしていることに安心感がある。といった声も寄せられています。
こうした取り組みを社内にとどめることなく、国民や消費者の皆さまの暮らしにも貢献できるよう、今後も「デコ活」を通じて、製品・サービス・取り組みの展開に努めてまいります。
Writer:とり






