12月9日~12月11日までの3日間、韓国に行ってきました。
目的は韓国企業への訪問と市場調査です。
その際、私が見て感じたことを今回ご紹介します。
韓国の市場調査(化粧品の種類の多さに驚き…)
大型ショッピングモールやスーパーマーケット、化粧品店を中心に市場調査しました。
街を歩いていると化粧品店が数多く並んでおり、韓国の美容に関する需要の高さが感じ取れました。
調査する中で感じたことは、日本に比べてスパウトパウチの採用が少ないということです。
特に化粧品はボトルの採用が多く、どの容器もデザイン性が高かったです。
化粧品のキャップに関しても開けやすいように形状が工夫されているもの、加飾されているものが多く見受けられ、見た目の高級感を大切にされていることがわかりました。
また、食品以外のスパウトキャップには写真のように、キャップに対していたずら防止の機能がついていないものが多く見受けられました。
日本では食品や化粧品、日用品などに関係なくいたずら防止の機能が付いたキャップが多いので、国による違いを感じました。
気になった製品をご紹介!
1:ビタミン剤の容器
上側(赤枠)の容器には錠剤が入っており、下側(青枠)のドリンクと一緒に飲む製品となっています。
韓国では錠剤と栄養ドリンクがセットになって売られている製品が多く見受けられました。
上の容器はドリンクのキャップローレットと嵌合して取り付けられています。
取り外す際は簡単に抜くことができますが、自重のみでは落下しないのでセット販売に最適な形状です。
日本ではあまり見ない構造の製品で面白いと感じました。
2:小さないたずら防止機能があるキャップ
日本でもいたずら防止機能としてベルトをちぎることで開栓出来るヒンジキャップはありますが、右写真のようにベルト部が小さなものは珍しいと感じました。
また上蓋がすごく薄い形状になっていることも特徴的です。
閉栓時は上蓋が本体に隠れるデザインの製品になっています。
他にもこのようにベルトをちぎって使用するような製品が数多く並んでいました。
ベルトの形一つでも色々とあり勉強になりました。
韓国での学びについて
今回初めて韓国に行かせていただきましたが、空港や観光地には日本語の表記が多く見受けられ、韓国語が話せなくても不自由なく過ごすことができました。
お店には多くの化粧品や健康食品が陳列されており、美容への関心の高さが見受けられました。
地下鉄やバスなど交通手段が多く、運賃も安いのでスムーズに移動することができます。
タクシーも日本同様にアプリで呼ぶことができ、近くのタクシーがすぐに来てくれるので便利でした。
今回の韓国出張を通して多くの学びを得ました。
日本と韓国の似ているところや違いを体感することができました。
デザイン面や機能面で参考になることが多かったので今後の開発に生かしていきたいと思います。
またこのような機会がいただけるように頑張っていきます。
Writer:タニー