マーケティング

スパウトパウチでマーケティング!

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スパウトパウチでマーケティング!

アスカカンパニーがスパウトパウチ用のスパウトやキャップをASスパウトシリーズとして開発・販売を始めて6年(2019年より)が経ちました。
ラインアップ強化に努めた結果、2025年3月現在においてASスパウトシリーズはΦ8.7・Φ9.5・Φ10・Φ16・Φ18・Φ26.5の6種類のスパウト径が選択可能になり、提供できる製品としてはキャップやアクセサリーを含め全25種類にまで拡大しております。
これまでお客様の声に耳を傾けながら愚直に製品開発を進めて参りました。ある程度のラインナップが揃った今でも、まだまだ開発したいテーマがあふれています。
どれを優先してどこを目指していこうか。
ここで改めて、スパウトパウチのマーケティングに立ち戻った方がいいのでは?そんな意見が出てきました。

マーケティングって?

まず、マーケティングとは、顧客のニーズを把握して、商品やサービスを開発・提供し、販売促進を図る活動のことになります。
いざスパウトパウチのマーケティングをやってみよう!
と、言ってもどういう手法で取り組むのが効果的なのか?
正直、独自のマーケティングとして市場調査や、お客様のニーズ調査は常に意識していました。
また毎年立てられる販売目標や、組織の細かい目標から部署として活動するテーマなど、目標を立てPDCAを明確にして活動するのも従来から取り組んでいます。
社内の知識や手段だけで新しい目標を考える、ということだと今までと変わり映えしない結果となります。
そこで、今回は新たな視点を取り入れるべく、外部の方に講師をお願いしてマーケティング手法を一から学ぶことにしました。

いざマーケティング研修を行ってみると・・・

セールス、営業開発、商品企画、設計、金型、開発、経営企画など様々な部署のメンバーが参加して、マーケティング研修がスタートしました。
参加者の意見を共有する時間では、『なるほど、そういう考え方もあるのか』と共感があったり『そっちかー』と認識の差が見えたりと、個々の『考え方』に向き合う時間がありました。
マーケティング戦略というからには、会社として全員が同じものを目指すことが必須であり、お互いの意見をそれぞれ認識できたことは貴重でした。
研修全体としては、耳慣れない言葉に、ハイスピードでインプットされる概念。
自分の頭にあることを書き起こすワークにそれらの発表(共有)と、怒涛の3時間でした。
参加者の顔には疲労の色も見えましたが、ちょっと手ごたえを感じている顔もチラホラ。
アスカカンパニーの技術って何?優位性って?部署や立場が違うとこんなに視点が違うのか・・・など、普段ぼんやりとしていたものを明確にしていく必要があり、研修後も頭の中で整理する時間を要しました。

研修中の一場面 自分たちの考えを文字に起こしていく

個人個人のスパウトパウチの販売イメージを発表し、意見の交換や共有を行う

2回目、3回目と研修を経るごとに、マーケティング戦略とは?私たちが目指すべきこととは?などがクリアになっていく感じを受けました。
今すぐにできることと、掘り下げた上でこれから取り組むべき事などが文字で整理されて明確な形となっていき、気持ちの統一感も出てきました。
全部の研修を受け終わった後には爽快感!!というのはおかしいのかもしれませんが、共通して『よしやるぞ!』という気持ちになったと感じられる有意義な研修でした。

『スパウトパウチといえばアスカカンパニー』と言われたい

ASスパウトシリーズの開発・販売を始めてからまだ6年。
勉強・研究するべきことがまだまだ多く、成長過程にあると考えています。
昨年は思い切った組織変更を実施し、お客様の強いニーズである開発速度の向上にも努めております。
お客様にとって「打てば響く」会社となるべく、今後も努力していきたいと思います。
研修で講師を引き受けていただきましたsuswork株式会社の田岡様や寺尾様、そして研修実施に向けてご助力いただきました新産業研究機構 環境・エネルギー部の坂川様および時本様。
大変お世話になりありがとうございました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。

いつか「スパウトパウチならアスカカンパニー」と連想していただける日を目指して、アスカカンパニーは一丸となって様々な取り組みを進めて参ります!


Writer:

-マーケティング

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