吊り下げ可能な新製品『AS5改ざん防止キャップ一体型スパウト』 ❘ アスカカンパニー

『改ざん防止』+『キャップ付き』のパウチ用スパウト

今回ご紹介するスパウトは『丸く持ち手のような穴が付いた印象的な突起のあるスパウト』です。
名前は『AS5改ざん防止キャップ一体型スパウト』。
その名が示す通り、改ざん防止機能付きで、蓋部分とスパウト部分が一体化している珍しいスパウトです。
今までのアスカカンパニーのASスパウト・キャップシリーズに比べ、やや挑戦的な機能を持ったスパウトになります。

スパウト単体の写真（左から：スパウト側面、スパウト正面）

スパウトパウチに溶着した場合

気になる使用方法は・・・？

普段ご紹介するASスパウトシリーズとは形状が異なる『AS5改ざん防止キャップ一体型スパウト』ですが、実際に使用した場合は以下のような形で開閉を行います。

蓋を開けて使用する場合

開け方は、スパウト上部の丸い部分をつまんで横に折り曲げるようにしていきます。

実際に指でつまんだところ

折り曲げていくと、製品中央の『細くなっている部分の下部分』がちぎれて、上がキャップ部、下がスパウト部となる形で分離して開封されます。
また、両側面にある細いヒンジベルトがついているため、開封してもキャップ部とスパウト本体が完全に離れることはなく、キャップ部を紛失するという問題もありません。

内容物を使用する場合は、キャップ部を深く折り曲げて下げていきます。
少々のクリック感のある肩部（凸部）を超えることで、キャップ部が戻らないようにロックされます。
ロックされることで、内容物を取り出す際にキャップ部が邪魔にならないようになっています。

使用時はキャップ部を倒して戻らないようにロックができる

蓋を閉める場合

使用し終わって蓋を閉めたいときには、開封した後にちぎれた部分を合わせて、先端を上から押してやると『パチン』と小気味よい音と共に閉まります。
吊り下げて収納する可能性を考えて、しっかりとした閉まり心地と共に、下に多少の荷重がかかっても抜け落ちることなく気密性を保持します。

先端を押し込むことで蓋を閉めることが出来る

『スパウト部分での』吊り下げが可能

多くの品物を陳列する際に、吊り下げて陳列するハンギングディスプレイという手段があります。
コンビニやドラッグストアなどでは、様々な商品がパッケージの上部への穴あけや、穴の開いたディスプレイ用シールを張り付けるなどして、吊り下げ用の什器に吊り下げられている姿が見られます。
スパウトパウチも吊り下げ対応が進んでおり、その際にはパウチ部分に穴をあけることが主流となっています。
そこで、今回のAS5改ざん防止キャップ一体型スパウトも吊り下げ機能を用意しました。
一般の什器に対応したΦ8mmの吊り下げ用の穴をスパウト自体にデザインし、この穴を使用して吊り下げが展示が可能です。
想定する内容物は30ml～50ml程度となります。