スパウトパウチ用ヒンジキャップのアイテムをご紹介
アスカカンパニーでは個性ある機能的な製品を設計、開発しております。
以前のブログ記事では、スパウトパウチにさまざまな物を取り付けてみたりして、スパウトパウチの可能性に挑戦しています。
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スパウト開発(パウチを握るとミストに!?)を YouTubeにアップしました!
パウチ用のスパウトとキャップの開発動画3つ目です アスカカンパニーでは新しいスパウト製品をカタチにするため、日々研究を重ねています。 いくつかのチームを作り、チームごとにアイデアを形にするためディベー ...
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3種類のヒンジキャップの改ざん防止方法
アスカカンパニーのAS16スパウトに接続するキャップ『AS16スパウト用ヒンジキャップ』。
改ざん防止機能とは『未開封であるかどうかが見た目で判る』機能のことですが、このキャップには改ざん防止の機能がついていませんでした。
AS16スパウト用ヒンジキャップに改ざん防止機能を追加すると、金型改造とそれによる費用や、またスマートな見た目も変貌してしまうため改ざん防止機能を設けていませんでした。
今回、弊社のQC活動のMK活動において『見た目そのままにヒンジキャップの改ざん防止を提案できないか』を考え、3種類の改ざん防止方法の提案を考えましたのでご紹介します。
スパウトパウチ専用ケースの作成
まず1つ目として、スパウトパウチ販売のスタンダードになるかもしれない(?)『スパウトパウチ専用ケース』です。
アスカカンパニーではダンボールの箱は作っていないので、アーテック株式会社様とのコラボレーションで実現しました。
本当にありがとうございます。
通信販売における商品の発送は、宅配便よりもコストの安いメール便が好まれやすい傾向があります。
今回作成した箱の厚みは、メール便の中で一番厚みのある3センチです。
内部に入っているAS16スパウトヒンジキャップのツバ先からの厚みが2.7センチあるため、3センチで対応することになりました。
この箱はメール便の日本郵便様のゆうメールや、クリックポスト、ゆうパケット、佐川急便様の飛脚ゆうメール便などに対応しています。
(ネコポスでも「メルカリ」「ヤフオク!」などの個人間取引サイトであれば3センチでも可能とのことですが・・・)
ヒンジキャップの改ざん防止保護目的で作成していますが、スクリューキャップ(ネジキャップ)でも使用できます。
ただし、内容物を多く入れるとパウチが膨らんで3センチを超えてしまい、メール便では送付できなくなりますのでその点は要注意です。
現在、スパウトパウチ1個と3個組での想定で作成しています。
購入時はアスカカンパニーではなくアーテック社からということになります。
シュリンク加工と封緘シール
スパウトパウチを箱に入れる以外にも、改ざん防止機能を付与することができます。
写真左はヒンジキャップにシュリンク加工を施したもの、写真右は封緘シールを貼ったものです。
どちらの加工もヒンジキャップの外側に改ざん防止機能を設置するものです。
これらは上で紹介した専用ケースとは違い、主に店舗での販売などを対象として(箱の中にシュリンク及び封緘シールを設置したものを入れても問題ありませんが)います。
専用ケース、シュリンク品、封緘シールのいずれもロットにより価格がございます。
詳細を確認したい場合など、どのような些細な事でも構いませんのでお問い合わせよりご連絡ください。