繰り返し評価を楽に正確に行うには
今回ご紹介させていただくのは、繰り返し評価についてです。
新製品の評価では、お客様より様々な評価を求められます。
そして今回の新製品は、繰り返し開閉し使用することを目的につくられたヒンジ製品(再開封が可能な製品)となります。
この新製品に求められた評価のひとつに、ヒンジ部の耐久性確認として『毎日300回の繰り返し開閉試験』があります。
人の手で300回というのはとても過酷な評価です。
本当に人の手で地道に開閉動作を行う・・・ということを続けるのはとても非効率です。
弊社に脈々と流れづける『MKの基本方針:楽正早安』のポリシーで、繰り返し評価試験機を開発いたしました。
中央のメカシリンダが前後に移動することで、対象ワークの開閉動作を再現する仕組みです。
また、こちらの試験機は、1秒間に1回の開閉動作が可能となっており、設定回数や実行回数は画面上で設定、確認をすることができます。
開閉動作の単位は1開閉で1pata(ぱた)です(ヒンジキャップの蓋がパタッと開くので)。
アスカカンパニーの様々な試験機器
他にも、弊社では繰り返し耐久試験を行う試験機があります。
例えば、プラスチック製のキャップですが、使用時に破損や変形等の異常がないか等の評価を行います。
一軸強度試験機 Z-Gauge
こちらの試験機では、
繰り返し開閉試験やキャップの嵌合強度を測定することができます。
素早い動きの制御と細やかな測定が可能で、キャップの開閉動作など感覚的になりがちな評価を数値化することができます。
詳細はこちらから。
他にも二軸の動作が可能な試験機も保有しております。
二軸強度試験機 XZ-Gauge
二軸の動きで人間の動作を再現し、実仕様に近い形の測定を再現します。
詳細は詳細はこちらから。