アスカカンパニーではしばらく前より産業検査薬向けの成形品の生産、またOEM充填を開始しております。
充填事業の始まりは『お客様の希望から』
アスカカンパニーはバイオロジカルクリーンルームという清浄化された中での成形を行っております。
食品工場並みの菌・粉塵管理を行い、医療向けのキャップなども生産しております。
最近ではいろいろな出会いの末、医療向けのプラスチック成形品を提供するようになりました。
その際に、お客様より試薬や検査薬自体の充填も行っていただけるか、というお問い合わせをいただきました。
全く行ったことのない事業でしたが、是非と希望され弊社もトライしてみることとなりました。
産業検査薬が求める清浄度への対応
前述したとおり、弊社の強みであるクリーンルームは食品工場並みの清浄度でした。
産業検査薬の充填に求められる清浄度はそれよりもかなり高いものとなります。
自動充填機器の設計とともに、これらの清浄度をクリアできる生産ブースを別途あつらえて対応しました。
Class5(クラス100)環境の専用ブースの中に自動充填機を設置。
清浄度が維持できているかはIoTでパーティクルカウンタのデータを取得し、リアルタイム監視を行いつつ生産を行っています。
通常のプラスチック生産においてバイオロジカルクリーンルームを維持管理していたノウハウがここで生きています。

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アスカカンパニーのクリーンルーム運用と清浄度クラスについて
アスカカンパニーでは、プラスチック成形における品質確保のため、各工場にバイオロジカルクリーンルームを導入しています。 成形作業は基本的にすべてこのクリーンルーム内で実施され、異物混入を防ぎ、より高い品 ...
産業検査薬の手動充填のOEMとは
常に自動機械によって充填される大掛かりな産業検査薬の充填工程とは別に『手動充填』という形での工程を提供しております。
大型の機械を用いた大ロットの品々だけが製品ではなく、使用頻度の少ない小ロットの産業試薬製品もあるからです。
産業検査薬に関わった知識やノウハウを持つものが取り仕切り、最適な環境を整えております。
菌混入リスクへの対策、滅菌などの処理、着衣や更衣などすべての作業手順を細かく設定。
Class5(クラス100)環境を維持しつつ、利用機器だけでなく人からの菌混入にも気を配って対応しています。

弊社の産業検査薬事業についての詳細は専用ページでご覧ください。
Writer:もふもふ





