木製製品を樹脂化することで得られるメリット
今回は、アスカカンパニーで開発しております、木製ライク製品のご紹介をさせていただきたいと思います。
開発の意図としましては、木製製品を樹脂化できないか?という発想から始まっております。
こちらが、今回ご紹介させて頂く木製ライクヘラです。
試作型での開発でのため、形状などはご要望に合わせて設計させていただきます。
樹脂化することで得られるメリットは多岐に渡ります。
原木価格の高騰・入手困難のリスクヘッジになる
一般的に食品用途で使われる原木の価格が高騰しています。
高騰しているだけならまだしも、年々伐採量も減っており今後今よりも入手することが困難な状況も考えられます。
樹脂化することにより、供給の継続性という意味では担保されます。
品質面のバラツキが抑えられる
木はやはり自然のものなので、樹脂と比較して品質面でのバラツキがあります。
木の場合ささくれや、それが手に刺さる等の安全性のリスクがありますが、樹脂の場合はそのような可能性がないため安全性が確保されています。
また使用している樹脂に関しては全て食品に使用できるグレードの樹脂を使用しておりますので客観的な安全性も確保しています。
また木の場合、保管状況次第ではダニが発生するなど気をつかう必要があります。
樹脂に関しましては、比較的品質面のバラツキの程度が少ないです。
あまりにも高温や低温状況下での保管は品質に影響が出てきますが、木よりも品質を保つことができます。
またこれは樹脂化だからこそのメリットではないのですが、弊社アスカカンパニーでは徹底した源流管理とデータに基づく品質管理を行っており、安定した品質・質の高い製品のご提供が可能です。
樹脂化することで見た目は悪くならないの??
樹脂化するメリットはご説明させていただきましたが、木製であることのメリットが失われるのではないかと不安に思われるかと思います。
一番は見た目の変化を不安視されているのではないでしょうか。
そのため、木製ライク製品の開発で一番こだわったのはやはり見た目です。
樹脂化することで見た目が損なわれてしまっては全く意味がありませんので、見た目をなるべく木に近づけることを第一に樹脂開発、金型開発を進めてまいりました。
写真も掲載しておりますが、実際にご覧になられたい方はサンプルもございますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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