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AS8.7スパウト × オーバルキャップで新しい組み合わせが可能に!

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AS8.7スパウト × オーバルキャップで新しい組み合わせが可能に!

化粧品向けの小径スパウトAS8.7シリーズに新展開

昨年のTOKYOPACK2024にて公開された『AS8.7スパウトシリーズ』。
コスメや美容品向けで需要が高まっているミニパウチ向けとして、小さな径のスパウトを開発しました。
また、デザイン性の高いキャップの採用や、比較的安価にレスポンスよく様々なデザイン展開も可能としています。
このスパウトパウチに新しく『オーバルキャップ』が追加されました。
デザインはストレートタイプと逆テーパータイプ(天面に向かって広がっている形状)の2種類です。
※最終的にどちらかが本採用となります。

ストレートタイプのAS8.7オーバルキャップ

逆テーパータイプのAS8.7オーバルキャップ

スパウトパウチのネジ部分

スパウトパウチにセットした姿。逆テーパータイプは香水瓶のような印象も

AS5オーバルキャップとAS8.7オーバルキャップ

小型のスパウトパウチの展開としてAS5スパウトオーバルキャップがあります。
あちらは2ピースキャップ(2つの部品を組み合わせたキャップ)で、内側となる内容物に触れる箇所を通常の樹脂、外側の外観に当たる部分に環境樹脂を配置することで、環境樹脂の見た目とテクスチャーを手軽に楽しめる要素があります。
その点、今回のAS8.7オーバルキャップは1ピースキャップとなります。
部品数が少ないことでコスト面のメリットがあること、また、内部構造としてキャップの開閉に、スパウトパウチのキャップとしては珍しいラッチによる篏合を採用しています。
ラッチによりクリック感のある開閉が可能なキャップとなっています。

AS5オーバルキャップはこちら
持ちやすさとデザイン性を兼ね備えたAS5オーバルキャップ

大きなキャップの機能とデザイン性 弊社ではスパウトパウチの活用を様々な形で提案しています。 ポンプを使うスパウトパウチや、スパウトパウチを化粧品向けなどオシャレにグレードアップさせるデザインキャップな ...

スパウトパウチでは珍しいラッチ嵌合とは?

ラッチとは「掛け金」や「留め金」を意味し、嵌合は「部品同士をかみ合わせて固定すること」を指します。
ラッチ篏合は「カチッ」とはめ込むことで固定できるため、開閉時に開いた・閉まったという感覚が得やすいのが特長で、家電製品から化粧品容器まで幅広い分野で利用されている構造です。
スパウトパウチのキャップにこのような篏合構造を採用するのはまだ珍しく、今回の製品では特許出願中の特殊なキャップ形状によってラッチ篏合を実現しています。

 

オーバルキャップ自体の『魅力』

オーバルキャップとは、天面や断面が丸ではなく楕円形(横長の丸)になったタイプのキャップです。
楕円形のデザインは、従来の丸型にはないスタイリッシュさや高級感を演出します。
また、天面が平らなため「倒立タイプ」での棚置きが可能で、ドラッグストアやコンビニなど大量陳列にも適しています。
さらに、従来のタンパー付きキャップが「つまんで開く」方式で力の弱い方には扱いにくかったのに対し、大柄のオーバルキャップは「掴んで開く」構造により、力をかけやすく誰にでも開けやすい設計となっています。
このように、オーバルキャップはデザイン性と実用性を兼ね備え、化粧品や日用品といった毎日使う製品に最適なキャップです。

実物を見てみたいという方は

AS8.7オーバルキャップ(と、AS8.7オーバル用スパウト)現在開発中の製品となります。
開発は進んでおりますが、現在は提供できるほどのサンプルの数がございません。
実物を見て触って見たい方は、弊社営業がサンプルと共にご説明に参りますので是非ご連絡ください。

ご連絡はこちらから


Writer:もふもふ

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