環境

『廃棄物を減らす・無くすモノづくりとは?』セミナーにてディスカッションしてきました

  1. HOME >
  2. 環境 >

『廃棄物を減らす・無くすモノづくりとは?』セミナーにてディスカッションしてきました

プラスチック屋の視点からのサーキュラーエコノミー

2023年10月5日におおさかATCグリーンエコプラザ内にて「廃棄物を減らす・無くすモノづくりとは?サーキュラーエコノミーと経営効率化・コスト削減の実現を目指して」というセミナーが開催されました。
大阪環境産業振興センターさまより依頼を頂き、セミナーの一部「モノづくり・製造現場× 産業廃棄物処理の現場が考えるサーキュラーエコノミー」というお題で、パネルディスカッションに登壇してきました。
産業廃棄物処理企業・環境コンサルタントとのディスカッションで、アスカカンパニーはプラスチック製造業の立場での参加となります。
大阪環境産業振興センターはATCの11階にあり、おおさかATCグリーンエコプラザという立派な展示場を運営しています。
環境課題について学べ、環境情報の発信や未来に向けたビジネス創出をする総合展示場です。
皆さんの身近な廃棄物の実情を知る展示などもありますので、機会があれば是非立ち寄るべき場所だと思います。

セミナーには40社ほどの、規模も業種も違う様々な企業が参加されていました。
どの企業も脱炭素・循環型社会の実現に向けて、どうやって取組んでいくか、切り口を見つけるため真剣に聞いておられました。

日本の環境取り組みは「リサイクル・リユース」のイメージが濃くあります。
これは出来たモノを後工程で処理する方法になります。
しかし効果を大きくするには、源流に立ち返り『そもそも廃棄物が出にくい状態』をつくることが重要です。
アスカカンパニーの源流管理・源流検査の考え方と通じる話しが多く、ディスカッションが盛り上がりました。

弊社でもASスパウトパウチを主軸に、バイオマスプラスチックの開発やモノマテリアル化(単一素材でまとめ、リサイクルしやすくする)など、様々な取り組みがされています。
2025年には大阪万博に出展する予定で、弊社の環境チームが準備を進めています。
環境チームが発足してから1年程度たちますが、アスカカンパニーの環境取り組みの全体像は以前から大きく進化しています。
また、実際に生産できる製品や試作品として形状ができ、見て触れるサンプルを展示できるところまで来ています。

企業にとって脱炭素・循環型社会への対応は必須となっています。
アスカカンパニーもプラスチックを扱う製造業ですので、やはり「無駄」のない、効率的な生産を確立することが脱炭素への一番の貢献となります。
それにはデジタルの活用がキーポイントになります。
弊社の強みの一つは高品質なプラスチック製品を安全にご提供できることだと考えています。
デジタル活用により品質はそのままに『無駄を排除』しつつ、廃棄プラスチック削減に取り組んでいきます。

タイトル変わりました!
Iot・Ai活用セミナー
現場主導で進める! デジタル改善活動と人材育成セミナー

続きを見る


Writer:こばやん

-環境
-,