画像寸法測定器『E-gauge』の事例を紹介
E-gaugeは、円形の製品を上から見た時に観測できる直径を測定します。
製品の最大外径から内径、また中間にあるリブなどを円形のものをタップとピンチアウトで測定位置を指定。
全高も同時に計測しますが、プリズムに写り込んだ一部分を測定する形となります。
プリズム部分から下の高さが決まっているため、そこから上だけを測定すれば対象の高さを測定したことと同じと考えられます。
画像測定機の能力として画像にできる範囲はほんの数センチ（今回のE-gaugeではΦ80mm）が対象となりますが、写真のように光の反射を活用したプリズムのアイデア治具で、測定機器そのものが持つスペック以上の測定が可能になります。
アスカカンパニーの画像寸法測定器の一番の売りは、このような治具設計を含めた、お客様が測定したい！と考えているものを実現する工夫です。
今までなかった測定方法の形をご提案します。
大きなものや小さいものを詳細に測定することも治具の工夫で出来ることがあり得ます。
上の写真はプリズムを使用した測定方法。
測定対象はプリズムの真ん中にある、細長い黒色の部品です。
E-Gaugeの測定画面
画面左側の円形の画像を測定している部分は上からの画像測定。
画面右端にはプリズムを用いて画像撮影された部分に対し、全高（高さ）が測定されています。
