検査のために切断するから『きれい』で『安全』に切りたい
プラスチック製品を安全に切断したい、ということでお困りではありませんか?
射出成形の検査ではとくに弊社は製品の形状がキャップ等の内部が見えにくい製品が多く、成形品を切断して測定することが当たり前となっています。
製品の内側がどのようになっている?
ネジはどのようになっている?
ノギスやデジタル機器で測定する必要がありますが、これらを測定するためには製品の内側にノギスなどの測定機器をたどりつかせなければなりません。
そうすると自然と『製品を切断』しようという考えにいたります。
プラスチック製品の切断は、実はいろいろ難しいもの
プラスチックは手で曲げることもできるから、そんなに難しくないんじゃないか?プラスチックだから簡単に切れるでしょ?と思われるかもしれません。
旋盤や熱や超音波などで溶かして切断することもできますが、小さいキャップとなるととても難しくなります。
また1ショットに16個や32個などが出来る成形品。
それを毎日2回や3回、果てはそれ以上を切断するには、大掛かりな仕組みは運用するには難しい。
ということで、一般的にプラスチック製品を切断するには、カッターナイフなどで切断することが多いと思います。
ただ、刃物を扱う工程となるため、どうしても怪我のリスクをはらんだ作業になり、指の切断などはあってはならない話です。
プラスチックも薄い皮膜のようなものであればいいのですが、成形品には様々な形があります。
キャップなどは数センチの樹脂の塊のようなもので、それを1個切断するのでもそれなりの力が必要になります。
特に検査員が比較的非力な女性の場合は難しくなります。
カッターにうまく力が伝わらずに刃が斜めに入るなどして測定箇所を外れてしまったり、測定箇所自体を破壊してしまうとまた別のサンプルを取得する手間がかかったり。
また昨今の成形技術の向上により形状の複雑化がすすみ、何処から切断すればいいのか、そもそも真っすぐ成形品が立たないので刃物が当てにくい場合も増えています。
これらの作業は検査という毎日繰り返される作業でありながら、危険な作業のまま対策が打ちにくいものの一つであり続けています。
プラスチックの切断作業で困るポイントは以下の4つ
1.成形品が硬くて力が必要
2.刃物を扱うので怪我が心配
3.切断面が綺麗に切れない
4.何度も失敗して時間がかかってしまう
これらに対応できる『成形品切断器キッタロウ』
アスカカンパニーでは、このような危険な切断作業を、楽に安全に早く、そして綺麗に行える機械「キッタロウ」を開発し販売しております。
キッタロウは切断する成形品をステージに置いてレバーを引くだけで刃物に手を触れることなく切断が行えます。
カッターナイフではどうしても怪我のリスクがありますが、この機器を使用して切断すると怪我リスクを回避できます。
カット時にはテコの原理により力が逃げないため、驚くほど簡単に力が切断刃に伝わります。
非力な方でも簡単にプラスチック成形品を切断できます。
ステージ上で製品位置を固定するマグネットも付属しているので、製品を自由に固定する、切断箇所を細かく補正する、といったこともできます。
また、複雑場合によっては切断専用治具の開発も行っていますので、ご相談ください。
断面を測定するのに欠かせないこの切断機は、プラスチック切断以外にも採用事例がございますので、お困りの場合はお気軽にご連絡ください。
『プラスチック切断機』キッタロウ
プラスチック製品を簡単に切断する