毎年更新審査がある『ISCC PLUS認証』
2023年9月15日、アスカカンパニーナレッジパーク（宮城県加美郡加美町）にて、持続可能性に関する国際認証機関・ISCCのマスバランス認証「ISCC PLUS」の更新審査が行われました。
ISCC のロゴ
ISCCPLUS認証を取得している東北ナレッジパーク
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ISCC PLUS認証とマスバランス方式について
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「ISCC PLUS認証」取得までの道のり
「ISCC PLUS認証」の取得にあたっては、コンサルタントをつけずに、社内でプロジェクトチームを立ち上げ、外部の様々な皆様にご指導を頂くことで対処しました。
弊社では過去ISO9001やFSSC22000取得なども社内で対応していたこともあり、こういったノウハウや管理に強みを持っています。
審査でポイントとなる「ISCC PLUS認証をいかに運用していくか」と「マスバランス原料の管理方法」についての体制を構築したことで、無事2022年10月20日に弊社ナレッジパークにてISCC PLUS 認証（国際持続可能性カーボン認証）を取得することができました。
実際の運用としては2023年6月よりマスバランス材を採用した製品の生産を開始。
毎年更新審査が必要ということでこの度、更新審査を受ける流れとなりました。
気になる審査結果は・・
原料の調達から製造、納品まで全て漏れなく管理できており、しっかりとトレーサビリティが確保された体制が確認されました。
結果、不適合は検出されず。
まだ審査結果は出ていませんが、継続して認証いただけると思います！
今後もナレッジパークでは管理を徹底し、他工場へ展開できるよう進めて参ります。
ISCC PLUS認証は、マスバランス方式で製造・共有されるバイオプラスチックの確実なトレーサビリティをサプライチェーン全体で管理・担保する仕組みを運用することで、パイオマスプラスチックの取り扱いが可能になるものです。
昨今、再生可能な資源・原材料の、カーボンニュートラルの達成とサスティナブル社会の実現のため、取得する企業も多いようです。
アスカカンパニーでも脱炭素社会の実現に向けて、環境に配慮したプラスチック製品をひとつでも多く社会実装できるよう進めて参ります。
Writer：ばっち