スパウトパウチ開発を行う理由
アスカカンパニーが「ASスパウトシリーズ」を中心に、スパウト付パウチに関する事業をローンチし、製品の開発を続けるのには理由があります。
プラスチック成形メーカーとして、さまざまな容器の開発を行ってきたアスカカンパニーが持続可能な社会の実現に向けて、「環境にやさしい容器とは?」という課題に対しての答えのひとつがスパウト付パウチだと考えています。
このスパウト付パウチが「環境にやさしい」とされる理由について考えてみたいと思います。
スパウトパウチが「環境にやさしい」といわれる3つの理由
① プラスチックの使用量が少ない
以前はリフィル(詰め替え)容器として一般的だったスパウト付パウチが、それ自体を容器として使う形が定着してきました。
従来のボトルに比べてプラスチックの使用量が少なく、環境負荷の軽減が期待できることが、スパウト付パウチの最大の強みです。
② 輸送効率が良い
瓶やボトル容器と違って、中身を充填する前のスパウト付パウチは、マチを折りたたんで梱包・保管することが可能です。
これにより省スペースで保管することができるだけではなく、一回の輸送で運べる量も多くなるため、輸送時に排出される二酸化炭素の量は少なくなるといえます。
③ 環境にやさしいフィルムやインキと組み合わせることができる
スパウト付パウチのパウチ部分に使われているフィルムでも環境にやさしい素材の開発が進んでいます。
同様に、パウチの印刷に使用するインキもバイオマス由来のものが増えてきており、これらのフィルムやインキを使用することで、さらに環境負荷を軽減させることが可能になります。
「ASスパウトシリーズ」の環境に対する取り組み
私たちは、スパウト付パウチが容器として使いやすくなれば、さらに市場に浸透させることができると考えています。
アスカカンパニーではASスパウトシリーズを通じて、スパウト・キャップの部分でユーザビリティを向上させる開発を行っています。
同時に、環境対応原料でASスパウトシリーズの試作を行っております。
これからも、環境にやさしいスパウト付パウチを提案できるよう、開発を続けてまいります。
『ASスパウト・キャップシリーズ』
スパウトパウチ向けスパウト・キャップ成形品、活用方法などをご紹介