射出成形で木の見た目と触り心地を実現
『木質ライクヘラ』という名前です。
お客様にこちらの成形品を提案する資料の作成をおこなっています。
前回ご紹介させていただきましたヘラの記事では触れていなかった点について触れさせていただきます。
今回開発させていただきました木質ライクヘラは木の風合いをプリントや塗装など一切使用せずに射出成形したままで再現しています。
どうしてもプリントや塗装だと、剥がれてしまったり、成分が溶出してしまったりと様々な問題が起こる可能性があります。
食品用途に十分に耐えられる成形品として開発いたしましたので、木質ライクヘラには一切そのようなリスクはありません。
またプリントや塗装ではないので、ハンコのように一辺倒の木目パターンではなく、一本一本風合いの異なるヘラになっています。
二つとも同じものを違う角度で撮影しています。
このように角度が変わっただけで色々な木目が見えるので、本物に近い質感を持っています。
樹脂化して安定供給、安定品質を目指すことが可能です。