アスカカンパニーでは製品設計の中で樹脂流動解析ソフトをはじめCAEソフトを活用しております。
品質のシュミレーションを設計段階で繰り返し確認し、最適な製品をご提供できるように日々設計を行っております。今回は樹脂流動解析ソフトの活用事例の一部をご紹介させて頂きます。
CAEソフトについて
CAE(Computer Aided Engineering)とは、コンピューターを利用した工学支援システムのことです。
コンピューター上で、成形のシミュレーションや品質解析を行い製品設計の妥当性検討の手助けを行う技術です。
今回ご紹介する樹脂流動解析や構造解析など、用途に合わせ様々なソフトがあります。
樹脂流動解析ソフトについて
弊社では2018年よりAutodesk社Moldflow Adviserを導入しております。
形状起因による成形での不具合の予見や、金型内での樹脂充填バランスなど多様な項目を確認することが出来ます。
結果の確認・蓄積
解析結果は専用のビュアーソフトにて閲覧可能になっています。
また弊社では解析結果をフォームに記録し、記録の蓄積を行っております。
将来的には上記仕組みをデータベース化し解析結果の照合が早くなるようにして、ノウハウを培ってきたいと考えています。
実成形からのフィードバック
前述したフォームを使って、解析結果と実際の成形結果を比較する仕組みを構築中です。
比較情報を次回解析へフィードバックすることで解析精度の向上が期待できます。
アスカカンパニーではこのようにシュミレーションソフトを活用しながら設計検討を行い、安定した製品をお届けできるように製品設計を行っております。
また、解析結果は開発部門への共有にとどまらず、社内製造部門やお取引のある金型メーカー様に共有し、コミュニケーションツールとしても活用しています。