脱炭素社会の実現に向けて工場の自動化や省人化・無人化を検討される企業様が多いのではないでしょうか。
工場の自動化や省人化・無人化することでのメリットは、人件費を削減するだけではなく、人的ミスの低減なども挙げられます。
しかし、実際に進めることへのハードルは高く、具体的に何をどうするか課題整理と意思決定が必要です。
無人時間の品質保証
アスカカンパニーの無人化は『夜間0:00~翌朝8:00』までの8時間としています。
人がいない夜間の品質保証は、カメラ検査や機械の状態監視などのIoTのデータを活用し、翌日の朝礼時に現場全体で情報共有を行います。
無人化というと人が排除されるイメージを持ちますが、機械から得られるデータを人(作業者)が分析するため、機械と人それぞれの得意分野を活かした協働活動を生み出します。
完全に人が排除されるのではなく、人は人にしかできないことを行うことが、これからの工場には必要ではないでしょうか。
工場省人化・夜間無人化稼働を支える機械(一例)
その他にも自社開発で製作したオートストッカーやショート検知機、カメラ検査システムなどを使用し、IoTデータを活用することで省人化・夜間無人化を達成しました。
今後も積極的にデジタルツールに関わり、職場をアップグレードし続けて参ります。
■アスカカンパニーのセミナー
工場の自動化や夜間工場無人化など『進めるには何から始めて良いか分からない』という方に向けて、アスカカンパニーでは夜間無人化セミナーを開講しております。
自社の事例をもとに、自動化技術の導入や夜間無人化プロジェクトの立ち上げから仕組みづくり、品質保証のあり方など「現場の視点」と「経営の視点」の両面からお話させていただきます。
夜間無人化セミナー概要・スケジュール
下記は本社工場(兵庫県加東市)での開催事例ですが、ナレッジパーク(宮城県加美郡)でも開催しております。
10:00 夜間無人化工場のご説明(座学)
- 会社紹介
- 無人化の定義とアスカの生産ライン説明
- 夜間有人生産の課題
- 無人化へのあゆみ
- 無人化に適した工場建設時のノウハウ
- 無人化プロジェクトの詳細
- 無人化の効果
- IoTを使用した夜間製品の品質保証
11:20 夜間無人化工場の見学 (Sサイト)
12:10 昼食をとりながらディスカッション
12:50 IoTの活用事例を製造現場で見学(Nサイト)
13:50 お客様のニーズに合わせたカスタム座学
下記より1点をお選びいただきます。
- カメラ検査導入初期の実務事例
- センシングデータの活用事例
- プロジェクト活動活性化の仕組み解説
- プロジェクト活動/QCサークル活動による事例紹介
14:20 休憩・質疑応答・アンケート
15:00 終了
【プロジェクト活動やQCサークル活動】と【IoT・AI】が融合した内容が5時間のセミナーの中に詰め込まれています。
工場省人化・無人工場導入のヒントとして是非ご活用ください!