マスバランス方式、ISCC認証の取得に向けて
マスバランス方式でのバイオマスプラスチック製品の製造販売を行うために、サプライチェーンにおいてISCC認証が必要となります。
アスカカンパニーではISCC認証を取得するためにプロジェクトチームで取り組みを開始しました。
マスバランス方式についてのお話や、ISCC認証取得の進捗状況につきましては、今後ブログへアップしていきたいと考えています。
現在の環境対応アイテム一覧
カーボンニュートラルとバイオポリエチレン製品提供
プラスチックの廃棄処理の際に発生するCO2と、CO2を吸収して成長する植物。
その成長した植物をプラスチックの原材料とすることで、CO2を循環させ、実質0の状態にするのがカーボンニュートラルです。バイオポリエチレンはその循環の一つの形で、通常のプラスチックと機能的に大きくたがわず利用できるものです。アスカカンパニーはそのバイオポリエチレンを用いたスパウトを提供しています。
-
環境に配慮したプラスチック製品
バイオマスプラスチックとカーボンニュートラル これまでアスカカンパニーでは、プラスチック使用量削減の取り組みとして、製品の薄肉化を図ることで、環境対応に取組んできました。 また2015年には、超薄肉成 ...
続きを見る
-
サトウキビ由来94.5%で出来たプラスチック!
環境にやさしい『ほぼ植物由来』のプラスチック成形品 アスカカンパニーのASスパウトで植物由来94.5%で出来たプラスチックで生産を開始しました。 化粧品や洗剤や食品用途など幅広い分野でおなじみのフィル ...
続きを見る
ライスレジンを用いた成形試作
ライスレジン®とは、食用にできない米(加工用途、廃棄米など)や資源米やフードロス等の余剰品を原料としたバイオマス資源を有効活用したプラスチックです。
お米を主食とする日本で生産・供給が行えるという強みがあります。
実際に成形してみたところ、成形場にお米が入っていることもありおいしそうな香ばしい匂いが漂い、また成形して時間が経った後も長期間香ばしい香りを保っていました。
-
ライスレジン®のご紹介(ASKA MARKET NEWS 2021年1月号 第308号)
国産のバイオマスレジン ライスレジン® での プラスチック試作成形の取り組み いつもマーケットニュースをご覧いただきありがとうございます。 弊社では日々最新技術のサーチに努めており、今回はライスレジン ...
続きを見る
MBBP(海洋生分解性バイオマスプラスチック)コンパウンド試作
アスカカンパニーはMBBP開発プラットフォームに参画しております。
その中でも弊社が得意とする成形の分野にて、MBBPを用いた成形技術の開発にトライしています。
この試作においてはMBBP参画機関にてコンパウンドされたものを弊社にて成形し、成形性や成形品の機能評価を行っています。
内容の細かい部分はブログにてご確認ください。
海洋生分解性シリーズ
- 海洋生分解性バイオマスプラスチック開発プラットフォーム参画のその後6
- 海洋生分解性バイオマスプラスチック開発プラットフォーム参画のその後5
- 海洋生分解性バイオマスプラスチック開発プラットフォーム参画のその後4
- 海洋生分解性バイオマスプラスチック開発プラットフォーム参画のその後3
- 海洋生分解性バイオマスプラスチック開発プラットフォーム参画のその後2
- 海洋生分解性バイオマスプラスチック開発プラットフォーム参画のその後1
- 海洋生分解性プラスチック開発プラットフォームへ参画
Marine-Biodegradable Biomass Plastics(MBBP) MBBP プラットフォーム代表幹事
宇山 浩(大阪大学大学院工学研究科・教授)
徐 于懿(大阪大学大学院工学研究科・助教)
タピオカ由来のデンプンを用いた試作
様々なデンプンがありますが、アスカカンパニーではタピオカから生成されたデンプンをPE・PP・PSに混錬し、実際に試作して機能評価を行いました。
タピオカという植物由来の資源を有効活用することにより、石油資源の削減を実現する試みです。
デンプンを使用しているためか多少耐衝撃性の低下がみられます。
また、デンプン由来の臭気と、デンプンらしい黄色~褐色の色調が特徴的な成形品です。
当ブログにてご確認ください
環境樹脂関連の情報は適時更新しております。
またサンプルなどもご用意しておりますので、実際に見てみたい方などは是非ご連絡ください。