3Dレンダリングによる様々な色調や素材感を実際の視覚に近づけた『わかりやすいプレゼン』を可能にします
アスカカンパニーでは3DCADのSolidworksを活用して成形品の設計をおこなっています。
3DCADのデータがあれば、金型製作はもちろん、3Dプリンターで出力するモデル制作や樹脂流動解析、強度解析、精度の高い容量計算などが可能です。
また最近では3Dデータを活用してレンダリングを用いたプレゼンを導入しています。
今回はレンダリングについてご紹介させていただきます!
レンダリング(rendering)の“render” の原義は「表現する、翻訳する(脚本などを)上演する」などの意味です。
レンダリングはコンピューターのプログラムを用いて、形状データに表面の質感や、色、光源などの情報を与えて画像処理を行い画像を作成し、表現することを言います。
レンダリングを行うためには専用のソフトウェアが必要となります(3DCADには大体備わっていますが)。
使い方は比較的簡単ですが、背景や光の設定、影の落とし方などいろいろな項目の設定が必要です。
実はこのソフトの使用方法の参考書は発刊されておらず、各項目の設定方法はチュートリアルなどを参考に試行錯誤しながらレンダリングをしています。
パソコンの高性能化でレンダリング処理時間はA4サイズ程度なら約1時間で完了しますが、設定時のプレビュー表示ではわからない影や映り込みなど、表現の詳細はレンダリング処理が完了するまでわからないのでドキドキです。
3Dプリンターによる表現のみに関わらず、質感をさらにわかりやすく伝えていく手法としてレンダリングソフトウェアにご興味がございましたらお問い合わせ下さい。
設定画面
レンダリング画像によるプレゼンを行う事で、2次元図面ではイメージしにくい部分をわかりやすく伝えることができ、詳細部のクローズアップや魅せたいアングルから形状を表現することができます。
また色のバリエーションの検討などにも活用できます。