衝撃試験器【S-Gauge】(エスゲージ)

  1. HOME >
  2. 機器・システム分野 >

衝撃試験器【S-Gauge】(エスゲージ)


割れ強度を50%破壊エネルギーという数値で評価するための試験器です。評価対象物毎の専用治具作成も対応させていただきます。

S-gauge
受託測定専用の測定器です。機器販売はしておりません。
アスカカンパニー独自の評価方法で目に見えない破壊強度を数値化

評価対象品ごとに専用の治具を作成も対応

概要

S-Gaugeは、評価対象品ごとに専用測定治具を作成するため、安定した衝撃破壊エネルギーの数値化が可能となります。それにより評価対象品での強度比較等の評価が可能となります。

アスカカンパニーの評価基準をご提供

固定治具はオリジナルのものを作成

「測定機」「測定用治具」「解析ソフト」の3つで破壊強度を数値化し評価するための試験器です。
製品導入後の運用まで見据えたサポート
アスカカンパニーの評価基準をご提供
固定治具はオリジナルのものを作成

今お困りのこんなことが解消されます!

ASKA
・破壊強度を測定したい。
・強度測定のノウハウがない。
・特定部位の強度測定を行いたい。

 

特長/機能

破壊強度を用いて、破壊され易さを比較することが可能

50%衝撃破壊エネルギーとは
S-Gaugeは、破壊強度を50%破壊エネルギー(J:ジュール)という数値で評価を行っています。
容器に対して一定値の破壊エネルギーを与えるとおおよそ50%の確率で容器が割れる値を決定づける方法です。

用途

同じ条件下において、この数値(J)を用いて、破壊され易さを比較することができます。
プラスチックではアイゾット試験などの原料レベルでの物性値がありますが、現物を用いての評価が行えるため、製品開発や品質検査に有用です。

カップ測定用専用治具

こちらの表では、錘の落下エネルギーを治具で固定された対象物に与えていき、「破壊されていない」との判定で、高さを一定幅上げ、「破壊されている」で下げていきます。
表でみますと3回目と4回目で非破壊、破壊の境目になります為、3回目以降を計算に使用し、通常10回以上のデータの平均を求めたものが50%衝撃破壊高さの値となります。

50%衝撃破壊エネルギーの求め方

◎50%衝撃破壊高さは次の式で求められます。
(式)
50%衝撃破壊高さ(H50%㎝)=基準点の高さ(㎝)+ 移動幅(5㎝)×(Σ(i・ni)/N± 1/2)

◎50%破壊エネルギーは次の式で求められます。
(式)
50%破壊エネルギー(J)=荷重(kg)×重力加速度(9.8m/2s)×50%衝撃破壊高さH(㎝)

解析ソフトで簡単に測定データを見える化

上記の計算はJISにも用いられておりますが、難解で煩雑なためS-gauge付属のエクセル表計算表を使っていただくと、荷重、○×判定を入力するだけで、50%衝撃破壊高さと50%破壊エネルギーが求められます。

 

導入事例

大手乳業メーカー様に導入いただいております。消費者の手元で割れの問題が発生しないように、破壊強度を測定することで品質を担保します。

 

仕様

おもり種類(4種類) 300g、500g、1000g、1500g
測定範囲(50%破壊エネルギー) 0.22J~8.45J
最大測定高さ 60cm
測定可能試料サイズ (W)200×(D)200×(H)150 (付属標準テーブル使用時)
試験機本体重量 22kg
テーブル重量 14.7kg
四角ダーツ重量 2.7kg
容器用ダーツ重量 1.7kg

 

導入の流れ

測定方法お打ち合わせ

測定対象物と測定箇所を弊社担当へご説明ください。

測定検討

測定可否の判断を行います。

測定可否の報告

測定可能な場合は、測定費用および納期についてご連絡、測定に関する課題など合わせてご報告。

ご発注

納品

測定データを取りまとめ提出させていただきます。