シート成型による薄くてしっかりした組立式ケース
あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
さて新年1月号は、シート成形で開発したパッケージのご紹介です。
コンビニのお弁当容器などの作り方で、シート成形というプラスチック加工法があります。
アスカカンパニーではシート成形の生産設備は保有していませんが、アライアンスパートナーとしてシート成形メーカーさんとの取り組みがあります。最近の事例で、組み立て式ケースを開発し、上市されましたのでご紹介します。
開発テーマは、贈答品などのパッケージで品物を魅せる ”仕切り” と言われる容器です。
テーマ1:品物本来の美しさを表現できる包装
2:安全であること
3:組み立て前の集積効率が高いこと
4:売り場において多様な包装セットの組み立てが容易なこと。
5:箱を包装したのち、持ち運びによる箱内での製品崩れが無いこと。
このようなテーマを主体に試作を繰り返し開発を行いました。
完成した容器です。紙箱に入ると見栄えはさらに美しく、商品は重いものですが、購入後の持ち運びによる箱の中での製品崩れもありません。
組み立て前の集積した状態です。
組み立ては簡単で四方を折り込むように組み立てることが出来ます。
紙で指を切るのと同様なことが製品の端面でも起こりうるので、端面波状加工をして安全性を向上しています。