プラスチック成形加工学会 技術進歩賞とは
技術進歩賞とは
一般社団法人 プラスチック成形加工学会が、プラスチック成形加工分野の技術の進歩を促すことを狙いとし、本分野の進歩に貢献するきらりと光る独創性の高い技術を、将来性に対する期待とともに表彰し、さらなる進歩を奨励するものです。
長沼恒雄は、東北大学大学院情報科学研究科の橋本教授と「射出成型機型締装置の予知保全につながる異常検知技術の開発」を発表し、第9回技術進歩賞を受賞しました。
プラスチック成形加工学会誌の10月号に受賞に関する記事が掲載される予定です。
受賞題目:射出成形機型締装置の予知保全につながる異常検知技術の開発
プラスチック原料からプラスチック製品を加工・生産する機械として射出成形機があります。
その射出成形機の機構に金型を開閉し、型締め力を保持する「型締め装置」があります。
(弊社保有機最大型締め力350トン)
アスカカンパニーでは、新しい射出成形機でも型締め装置の故障が原因で、長期間生産が止まってしまう事例がありました。
型締め装置の故障によりお客様は勿論のことサプライチェーン全体へ影響がでてしまいます。
成形機メーカーは当事者でないため製品の供給責任は勿論アスカカンパニーが負っています。
この状況を打破すべく『成形機を使うアスカカンパニーが機械の故障予測ができる技術を持たなければならない』と長沼恒雄は考え、研究を開始しました。
弊社の工場で稼働している成形機の型締め力データは1台の成形機が1日に何千ショットと非常に多いビッグデータです。
これらのビックデータに様々な処理を行い、故障予測が可能な技術を開発し、工場に実装しました。
この技術は特許取得することも出来ました。
アスカカンパニーでは成形機が伝えている事実をデータ処理する事で人が読み解きやすい環境づくりを行っています。
まさに『人と機械の協働』です。
研究内容の詳細は以下の通りです。
※クリックで拡大します。
受賞につきましては、東北大学 大学院情報科学研究科様のニュースでもご紹介いただいております。
長沼恒雄さん(アスカカンパニー株式会社、橋本・鏡研究室 令和3年3月修了生)と橋本浩一教授がプラスチック成形加工学会 技術進歩賞を受賞
アスカカンパニーではこのようにプラスチック成形で培ったノウハウを基に有料セミナーも実施しております。
ご質問等ございましたら、是非お気軽にお問合せ下さい。
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