アスカカンパニーのQCサークル活動は『MK活動』と呼ばれています
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
今回は、アスカカンパニーで取り組んでいるQCサ-クル活動についてご紹介します。
アスカカンパニーの企業活動の目的として「人々が成長し社会に貢献する場の提供」と考えています。
背景には「従業員一人一人の、価値向上が会社の成長に結びつく」という信念に基づいて、全社員が参加するQCサ-クル活動を1978年のキックオフ以来欠かすことなく継続をしています。
現在、本社・関西工場では第79回目、東北工場では節目となる第70回目の発表会に向けて、活動の真っ只中です。
次回の成果発表会は2018年3月に行います。発表会には全社員が参加します。またお取引の有無に関わらず企業様や教育に関わる先生方にもお越し頂きご覧頂いています。
発表会にご興味がございましたら、弊社コーディネーターへお声がけいただければ幸いです。
それでは簡単にMK活動の概要をご紹介します。
発表スタート!最初にメンバー全員が並んで挨拶をします。
グループ名は、活動への思いを込めて独自に決めています。
連関図・特性要因図・系統図・ガントチャートなどなどQC手法を使いこなします。
発表時間は15分ジャストを目指して練習をしています。各サークルの発表の最後には司会者から発表時間の計測結果が報告され、どよめきやらため息やらが会場内に聞こえます。
MKの名称
「MK」とは、「み(M)んなで活(K)動、み(M)んなで改(K)善」を意味するものです。トータルマネージメントシステム(TMS)方針にのっとり、QC手法等を活用し、グループで行う活動です。
MK運営方針
・MKは、職場の第一線社員の皆が、常に、「あるべき姿」を考えながら仕事をするために活動する。
・活動は、全員が参加して、職場でグループを作り、身近な作業を取り上げ、創造性を発揮して改善を進め、第一線社員の皆の資質の向上を図ることを目的とする。
・一人ひとりが、自己啓発を行い、皆が、納得するまで意見を交わし、良いチームワークを保って、人間形成につとめ、明るく活力に満ちた生きがいのある職場づくりをめざす。
・相互啓発として、仕事の仕方を標準化し、積極的に業務改善をする。知恵と工夫を積み重ね、他のグループの活動を参考にしたり、MKアドバイザーの意見も参考にしたりし、ノウハウを身につける。
・活動の運営にあたり、会社の方針や上司の意向を確かめ、成果を確実なものにするために、QCの考え方、QC7つ道具や新QC7つ道具などを上手に使うことが求められる。
活動期間
6ヶ月 (発表会の翌日から次の発表会まで)
※MK活動終了2か月後にMK運営委員会により歯止めについて効果が維持継続できているか、歯止め監査を実施、最終評価を行います。
活動時間
各グループが改善活動を行うために、6ヶ月の活動期間中、就業時間内において(30分/1回)×(12回/6ヶ月)=6時間のディベート(討論)時間と(30分/1回)×2回=1時間の成果発表会のリハーサル時間を利用する。
MK活動発表会
1.中間報告として、6か月間で3回の中間報告を行います。
2.そして6ヶ月の活動を終了した時点で、「MK活動成果発表会」を、全社員が出席し、外部からお客様にご臨席いただき、 全グループが発表を行います。(3月・9月/年2回)
3.発表時間は15分/グループで、その中で、聞く人に正しく理解してもらえるよう工夫する。
工場長が開会に先立っての挨拶をしています。
発表会では特別表彰があったりします。サプライズ!!
MKのロゴマークは、従業員がアイデアを出し、みんなで決めました。
アスカマーケットニュースは印刷物でもご提供しています
2017年のマーケットニュースを並べて写真を撮ってみました。
1995年9月に発行を開始して今回で272号となります。「継続は力」と言うことだけにしがみついていますが、果たして力になっているのやら?と・・・・
今ではこのニュースは印刷物よりも多くがメール配信となって、少し寂しい気持ちもしています。印刷物ご希望の場合はメールでご返信頂けましたら印刷物でのご提供もさて頂きますので、ご連絡いただければ幸いです。